自宅でインターネットを楽しむ際、スマホだけだと通信容量があるため思う存分インターネットを利用するのは困難です。
さらに回線速度も遅いので、より快適なインターネット環境を求めるなら、自宅用の回線を用意したほうが良いでしょう。
ドコモ光はドコモが提供している住宅向けの光回線です。
通信速度はスマホなどの端末で使われているそれとははるかに高く、大容量のデータのやり取りも簡単に行えます。
ドコモ光のサービスが開始された当初は、通信速度の速さが大きなウリの一つとされていましたが、実際に使ってみると通信速度が遅いという意見が目立ち、その結果現在でもドコモ光は遅いというイメージがついているといいます。とはいえそれも過去の話で、現在では理想的なスペックに近い速度を十分出せるようになっており、快適な環境でインターネットを楽しめます。
ドコモ光が開始された際、通信速度が遅いという意見が目立ったのは、急激なユーザーの増加が大きな原因とされています。
ドコモ側もある程度のユーザーの増加を見越して、十分な準備をしてきたのですが、それを上回るペースでユーザーが増えたため、通信をすべて処理することが出来ず、通信速度が大きく落ち込んでしまいました。
現在はさらにサーバーを増設するなど、より慎重な対策を行うようになったので、通信速度は改善されています。
過去の評判からドコモ光は遅いという印象を持っている方も、改めてドコモ光の通信速度に注目してみましょう。
ドコモ光の速度が遅かったのは、ドコモ光とは別の問題だったというケースもあります。
例えばインターネットに接続する際、古い無線LANやルーターを使っていた場合、通信速度が光回線の最大スペックである1Gbpsに対応しておらず、通信速度が頭打ちになってしまいます。
ドコモ光では自社のルーターをレンタルしているので、古い回線から新たにドコモ光に乗り換える際は、以前使っていた機材を更新することで、より通信速度をアップさせることが出来ます。
ドコモ光の通信速度は、プロバイダの努力によってさらに向上しつつあります。
IPv6に対応しているプロバイダでは、より早い回線を利用することが出来、ドコモ光のプロバイダでも、次々とIPv6に対応するプロバイダが増えてきています。
特別な追加料金なども必要ないので、ドコモ光を導入する際は、どのプロバイダを利用するかも慎重に考えてみましょう。
ドコモ光に限ったことではありませんが、インターネット回線は様々な要因で通信速度を落としてしまいます。
ドコモ光が掲げている通信速度もあくまで理想的な条件で使用した場合の通信速度なので、実際に家庭でネットに接続する場合は、理想のスペックは発揮できないでしょう。
とはいえ、同時にインターネットに接続する機器を減らしたり、より多くの情報を処理できるモデムやルーターを導入することで、理想のスペックに近い速度を出せることもあります。
より早い速度を出したいときは、周辺環境を見直すことも意識してみましょう。
遅いといわれていたドコモ光も、ドコモやプロバイダの努力によって、本来の通信速度に近い速度を余裕を持って出すことが出来るようになってきています。
それでも通信速度は変動しやすく、同時にネットにアクセスするなどの要因で通信速度は落ちてしまいますが、サービス開始当初の通信速度以上の速度は出せるようになっているので、通信速度が遅いのが不安という方も、ほぼ満足できる環境でインターネットを楽しむことが出来るでしょう。
機材の更新など、個人の努力次第で通信速度を上げることも出来るので、ドコモ光を導入する際は、通信速度の上げ方についてもチェックしてみてください。