ポケットWi-Fiの通信量!ポイント徹底解説
目次
ポケットWi-Fiとは
持ち運び可能でコンセントなどの配線が要らないWi-Fi通信端末で、正式には「モバイルWi-Fiルーター」とも呼ばれています。
スマホくらいの端末で、屋外でも電源を入れればどこでもWi-Fi環境となります。
(※山岳部など一部エリアでは電波がない場合があります。)
ポケットWi-Fiの電源を入れれば、
スマホだけではなく、タブレットやパソコン、ゲーム機でオンラインゲームも利用ができます。
また、スマホなどの通信量を抑えることにもなります。
一般的に定着している「ポケットWi-Fi」は、元々はワイモバイル社が提供している、「モバイルWi-Fiルーター」の商標です。
ポケットに収まるというイメージがしやすいピッタリの名称ですよね。
今回は、モバイルWi-Fiルーター全般をポケットWi-Fiとして解説していきます。
ポケットWi-Fiの通信量とは
以前には「無制限」プランもありましたが、現在はギガごとにプランが設けられています。
ポケットWi-Fiの電源を入れて、繋いでいる電子機器の利用具合で通信量を消費していきます。
ポケットWi-Fiは、基本的には利用時に電源を入れる。が鉄則です。
光回線やホームルータのように常に電源を入れている状態にしていると、バッテリーと通信量の消費となってしまいます。
バッテリーは、やはり機械なので電源を入れていれば消費されてしまうので、いざ利用したい時に充電切れ?!なんてことにならないようにしたいですよね。
また、
特にスマホは、使っていなくてもアプリなどのバックグラウンド処理が行われているため、LINEなどの受信にも地味に削られていきます。
ポケットWi-Fiの通信量の種類
ポケットWi-Fiの通信量は大きく分けて2種あります。
●定額プラン
●従量プラン
定額プラン
定番なのは、50GB・100GB・200GBになります。
20GBと少量のプランもありますし、ギガを使い切った場合に追加をする機能があったりと意外と万能だったりもします。
ただし、全社の全プランがそうではないので自分に利用目的・環境に合わせてポケットWi-Fiを検討してみてください。
従量プラン
従量(じゅうりょう)プランは、「使った分だけ料金が変動する」プランとなります。
普段の通信量に差がある方にはおすすめです。
ただ、定額プランに比べるとギガサイズが大きくなるとポケットWi-Fi利用料が割高になることもあります。
ポケットWi-Fiの通信量の動画視聴イメージ
100GB利用 | 1日利用 | |
NETFLIX | 約 333時間 | 約 10時間45分 |
prime video | 約 166時間 | 約 5時間22分 |
TVer | 約 143時間 | 約 4時間45分 |
YouTube | 約 163時間 | 約 5時間16分 |
apple music | 約 13,698 曲 | 約 441曲 |
ZOOM | 約 165時間 | 約 5時間30分 |
LINEビデオ通話 | 約 330時間 | 約 11時間 |
TikTok | 約 185時間 | 約 5時間58分 |
ポケットWi-Fiの100GプランならyoutubeやNetflix、Amazon Primeなどの動画の視聴もたっぷり楽しめます。
プランによっては、3日間で10Gの通信制限などある場合があるので細かい部分もよく調べてから検討してみてください。
因みに、ギガWi-Fiはその3日間で10Gという制限はないので急に「制限かかった!!」ということがなくおすすめです。
ポケットWi-Fiの通信量でオンラインゲームイメージ
オンラインゲームはもはや子供のゲームだけではなく、老若男女問わず夢中にさせています。
ポケットWi-Fiでは、さすがにオンラインゲームはムリだろう。と思われてる方も多いはず!
正直に言えば、
ポケットWi-Fiでも、オンラインゲームはプレイ可能です!
今人気の2つのゲームで見てみましょう。
フォートナイト
使用端末 | 1時間当たりのデータ通信量 |
PCでのプレイ | 約 50MB |
スマホでのプレイ | 約 35MB |
PS4でのプレイ | 約 40MB |
switchでのプレイ | 約 35MB |
スプラトゥーン2(対戦)
使用端末 | 1時間当たりのデータ通信量 |
switch | 約 150~250MB |
ただし、ゲームのダウンロードやアップデートには膨大な通信量が発生するので注意が必要です。
ポケットwi-fiでは容量が大きすぎると、ダウンロードがまず出来ない可能性があります。
ポケットWi-Fiの通信量別の料金の違い
●ギガサイズ別プラン
各サービス会社によりギガプランが異なります。そして、同じギガ数であっても月額料金が異なります。
●定額・従量プラン
定額
ギガサイズ別のプランと同じとなり、毎月決まった料金プランとなります。
スマホでゲームや動画視聴、家でPCの利用など平均的に通信量が多い場合には、大容量プランの定額を選んだ方が年間的にはおトクになると思います。
従量プランより、キャンペーンや割引ということもあります。
従量プラン
ポケットWi-Fiの通信量を使った分だけ、支払金額が変わるタイプは、
月によって利用頻度が異なる人に向いています。
定額プランに比べると、料金が割高な設定になってる場合があります。
●契約期間のあり・なし
契約期間のあり
ポケットWi-Fiでの契約期間は1年単位で、1年タイプ/2年タイプ/3年タイプなどあります。こちらも各会社によってそれぞれです。
光回線のように期間が長いと安くなるというよりは、
購入の場合に毎月の月額料金が、2年タイプより3年タイプの方が低いなどがあるようです。
一番の注意ポイントは、
契約期間内で解約をする場合に違約金が発生するということ。
契約期間のなし
ポケットWi-Fiでの契約期間の縛りがないポケットWi-Fiもあります。最大のメリットは違約金がないということです。
しかし、
月額料金が契約期間ありに比べて高いことが多いです。
●端末購入・レンタル
端末購入
ポケットWi-Fiの端末代は、平均で2~4万円前後。サイズや液晶、機能などによっても料金が異なります。支払いは一括、もしくは分割払いとなります。クラウドSIMタイプはレンタルが多いです。
利点は、レンタルではないので返却の面倒がありません。
レンタル
ポケットWi-Fiレンタルの利点は、端末代がないというところです。
ただ、返却する面倒があります。汚れや破損が激しい場合は、修理代が発生することもあります。