ポケットWi-Fiの速度!ポイント徹底解説
目次
ポケットWi-Fiとは
持ち運び可能でコンセントなどの配線が要らないWi-Fi通信端末で、正式には「モバイルWi-Fiルーター」とも呼ばれています。
スマホくらいの端末で、屋外でも電源を入れればどこでもWi-Fi環境となります。
(※山岳部など一部エリアでは電波がない場合があります。)
ポケットWi-Fiの電源を入れれば、
スマホだけではなく、タブレットやパソコン、ゲーム機でオンラインゲームも利用ができます。
また、スマホなどの通信量を抑えることにもなるのでおすすめです。
一般的に定着している「ポケットWi-Fi」は、元々はワイモバイル社が提供している、「モバイルWi-Fiルーター」の商標です。
ポケットに収まるというイメージがしやすいピッタリの名称ですよね。
今回は、モバイルWi-Fiルーター全般をポケットWi-Fiとして解説していきます。
インターネット回線速度とは
インターネットの回線速度を表す単位は「bps(ビー・ピー・エス)」とされています。
データを送る速度を表した単位として「1秒間に何ビット転送できるか、どれくらいの量のデータを送れるのか」という意味になります。
また、インターネット回線を選ぶときには
「戸建て1G」「マンション100M」などの表記を目にすることが多いと思います。
これは、bpsが省略されていることもあります。
「100M(メガ)」=「100000000 bps」
「1G(ギガ)」=「1,000Mbps」=「1,000,000,000 bps」
また、混同しがちなのはコンピューターのデータ量を表す単位byte(バイト)。こちあは「B」と表記されるため、
メモリーカードやスマホなどの2GB(ギガバイト)や5GB(ギガバイト)。
Gのギガは大きい単位の総称なので同じですが、bpsとbyteは別物になります。
インターネット快適な速度
データを受信して利用する「下り」速度目安
利用シーン | 必要な速度 |
---|---|
オンラインゲーム・ビデオ会議など | 50Mbps以上 |
4K動画の再生・スマホオンラインゲーム | 25Mbps以上 |
動画の閲覧(YouTubeやSNSの動画コンテンツなど) | 20Mbps前後 |
Webサイトの閲覧 | 3Mbps未満 |
実況配信者さんなど自宅が完全仕事環境必須な場合でない限りは、実はそんなに回線速度のスペックを求めなくてもよかったりもします。
自分の利用目的と普段使用する速度がどれくらいかをあらかじめ速度測定などしておくことをおすすめします。
ポケットWi-Fiは高速でインターネットできる?
ポケットWi-Fiは「回線速度が遅そう」「スマホで十分」などのイメージが強く持たれていますが、現在ではかなりの高速スペックをもっているのも多く出ているのでおすすめです!
回線種類 | 平均速度 | 平均ping値 |
---|---|---|
ポケットWi-Fi | 36.2Mbps | 86.0ms |
ホームルーター | 162.5Mbps | 81.4ms |
光回線 | 319.7Mbps | 27.2ms |
以外にもポケットWi-Fiは平均で35mbps以上。一般生活においてはなんの問題もなく利用できることが分かります。
ポケットWi-Fiの通信(速度)制限とは?
「速度制限」とは、ご契約したポケットWi-Fiの契約容量を超えると通信制限がかかることを指します。
光回線やホームルータと違い「容量制限」があるからこそ「安い」「手軽」なのが、ポケットWi-Fiなのです。
大きく分けて速度制限が発生するのは次のタイミングになります。
通信制限発生条件
・3日間で10GBなどを超えた場合
・契約していた容量を超えた場合
通信制限による影響
通信制限を未然に防ぐおすすめの方法
・大容量(100GB)のポケットWi-Fiを選ぶ
・3日間制限がないタイプを選ぶ
・利用状況を見る癖をつける
まとめ
実況配信者さんなど自宅が完全仕事環境必須な場合でない限りは、クラウド型ポケットWi-Fiがおすすめです。
「クラウドSIM」なら自動的に国内大手3キャリア(ドコモ/ソフトバンク/au)の使える回線を切り替えて接続してくれます。
現在ポケットWi-Fiだけで数十社が取り扱っていて、定額プランや従量プランなど様々です。
自分の利用目的や通信量の状況を見て検討してみてください。
また、定額プランや従量プランの両方が選べるギガWi-Fiがおすすめです。