楽天ひかりが遅い！原因はこの４つかも？解決方法と高速化にするための方法

実は、もともと通信事業者ではない「楽天」はサーバーや設備が間に合っていないとという事情があります。

とはいえ、インターネットの使用環境は住宅形態や人によってさまざま。
基本的にインターネットの速度不具合を確認するポイントは４つあるので確認してみましょう。

⑴LANケーブルが対応していない

ルーターとパソコンを繋いでいるLANケーブルが対応していない、古いものだとWi-Fi（ネット速度）は遅くなります。

LANケーブルには、対応できる通信速度別に、カテゴリと呼ばれる区分けがあり、カテゴリの数字が増えるほど、速い通信速度にも対応できるようになっています。

もしお使いのLANケーブルが「楽天ひかり」の規格に合っていない場合は、回線速度が落ちてしまうでしょう。

⑵ルーターの性能が低い

「楽天ひかり」は最大1Gbpsの高速インターネット回線です。
ただし、使っているルーターの性能が低いと、パフォーマンスを活かすことができません。
何年も前のルーターや、5,000円以下のルーターでは厳しいといえるでしょう。

⑶「IPv6（IPoE）通信」を使っていない

「楽天ひかり」は最新規格の「IPv6（IPoE）通信」に対応しています。
ですが、多くのユーザーは従来の「IPv4（PPPoE）通信」のままになっています。

⑷楽天のサーバーがキャパオーバーになっている

光回線は、プロバイダによって受け入れできるユーザー数（キャパ）が決まっています。
高性能なルーターで「IPv6（IPoE）通信」を使っているのに速度が遅い場合は、そもそも「楽天ひかり」がキャパオーバーになっている可能性が高いと考えられます。

同じコラボ光であっても、事業者（プロバイダ）ごとに使用しているサーバーは異なります。
楽天はもともと通信事業者ではないため、保有するサーバーが少ないのです。
ユーザー数の増加によってサーバーが圧迫され、速度の遅延が多発していると考えられます。

まず、「楽天ひかり」をお使いの上で遅さを改善する場合は、以下のようなポイントを確認してみて下さい。

・LANケーブルを交換してみる
・ダメならルーターを買い換える
・それでもダメならIPv6に切り替えてみる
・しばらく様子を見て、効果がなければ別の光回線に乗り換える

・LANケーブルを交換してみる

上述した通り、もしお使いのLANケーブルが「楽天ひかり」の規格に合っていない場合は、パフォーマンスが発揮できません。

お使いのLANケーブルが「カテゴリ5」の場合、回線速度が遅くなります。

「楽天ひかり」のIPv6を快適に利用するには、「カテゴリ 5e」以上のケーブルが必要です。

LANケーブルの外皮に「CAT（数字）」が記載されているはずなので、（数字）部分を確認してみて下さい。

LANケーブルの交換のみで改善すればラッキーですし、値段も安いので試す価値はあるでしょう。
今から新規購入するのであれば、「6A」でケーブルタイプ「スタンダード」のものを選ぶのがおすすめです。
速度的には一番安定するので改善が見込めます。

・ダメならルーターを買い替える

「楽天ひかり」の公式ページ（https://rmisp.force.com/ispc/s/article/ISPC104）に、「ルーターが対応しているか」を確認できるページがあります。通信速度が遅い方は、ルーターが対応しているか確認してみて下さい。
対応していない場合は、ルーターを買い替えましょう。

・それでもダメならIPv6に切り替えてみる

ルーターの設定が出来ておらず、IPv6接続ができていない場合があります。「楽天ひかり」でIPv6を利用するには、ルーターの設定が必要。

メーカーによって設定方法が異なりますので、「楽天ひかり」の公式ページ（https://rmisp.force.com/ispc/s/article/ISPC105）で確認して下さい。

・「楽天ひかり」側の問題

「楽天ひかり」ユーザーの増加や、設備のスペックが弱いなどの懸念点による場合も考えられます。

「楽天ひかり」ユーザーが増えるほど、回線が混み合い、通信速度が遅くなる可能性があります。
ユーザー増加に併せて設備を整えていき、安定した速度の提供を行っていることもあるので、対応が良いとは言い切れない部分もあります。