ドコモ光電話について
2016年4月より受付を開始した、ドコモ光向けのオプションサービスの一つに、ドコモ光電話があります。従来のドコモ光は、インターネットはドコモで電話はNTT、というように別々になっていましたが、ドコモ光電話をオプションとして付けることによって、インターネットと固定電話の両方の通信・通話料金をまとめることが可能です。
また、加入電話やひかり電話からドコモ光電話に切り替える場合、現在使用している電話番号や電話機を新しくする必要がなく、そのまま使うことができます。
ドコモ光電話の利用条件として、ドコモの光回線を利用中であることと、ドコモ光への申し込みが済んでいることが挙げられます。
ただ、ドコモ光電話のみでの受付はおこなっておらず、ドコモ光に付随するサービスとして利用可能となっているので注意が必要です。
ドコモ光電話は、月額500円(税抜)をドコモ光の料金にプラスすることによって利用することができます。
NTT加入電話の場合、基本料が月額1,700円(税抜)で、市外通話料が3分あたり約20円から60円(税抜)かかるのに対し、ドコモ光電話は全国どこにかけても3分あたり8円(税抜)で済むため、非常にお得となっています。
また、月額1500円でドコモ光電話バリューを利用することができます。
これはドコモ光電話の機能に加え、さらに480円分の無料通話と6つのオプションサービスが付く、という内容になっています。
無料通話は携帯電話やPHSへの電話には適用されず、主に固定電話に対して電話をかけた場合に適用となるので注意しなくてはなりません。
6つのオプションサービスには、
・通話中着信(キャッチホン)
・転送でんわ(ボイスワープ)
・発信者番号表示(ナンバーディスプレイ)
・ナンバーリクエスト
・迷惑電話ストップサービス
・着信お知らせメール
があります。
ドコモ光テレビオプションサービスについて
ドコモ光のオプションサービスにはもう一つ、テレビオプションサービスがあります。
アンテナを設置する必要がなく、ドコモ光の料金に月額660円をプラスすることで、簡単に地デジや無料のBSデジタル放送、FMラジオ放送が視聴可能です。光ファイバーから直接映像が送られてくる仕組みとなっているので、悪天候により映像が乱れてしまう心配もありません。
また、セットトップボックスと呼ばれる放送受信機も必要ないため、リモコン一つで操作が可能となります。
フレッツ光回線終端装置と複数のテレビをつなげる共聴工事をおこなうことによって、家の中のどのテレビでもBSやCS放送が視聴可能です。
しかしBSやCSの有料放送を視聴するためには、別にオプション契約が必要となるので注意が必要です。
スカパー!も見たい時は、基本料金390円の他に専門チャンネルの視聴料が追加でかかります。
初期費用は、ドコモ光を利用中の人がテレビオプションサービスを申し込む場合と、ドコモ光を利用していない人が、新規にテレビオプションサービスとドコモ光をセットで申し込む場合で違ってきます。
どちらの場合もドコモショップでスカパー!と同時に申し込んだ場合、通常2,800円かかるスカパーJSAT施設登録利用料と7,500円かかる基本工事料、さらに、テレビ接続工事料が3台までなら無料となっています。
ただ、ドコモ光の利用者がテレビオプションサービスを利用する場合、事務手数料の2,000円が必要です。
また、テレビオプションサービスには提供エリアと提供条件があります。
具体的なエリアに関しては、NTT東西日本のフレッツ光のホームページで確認することが可能です。
戸建ての場合は、提供エリアであればどの料金プランでも契約できますが、マンションタイプは、東日本エリアの光配線方式を採用しているマンションに限り利用ができます。