そもそもプロバイダーって何?
ドコモ光を利用するのには「プロバイダー」というものを選ばなければいけませんが、そもそもプロバイダーとは何なのでしょう?身近なたとえでご説明しましょう。ドコモ光回線が道路ならば、プロバイダーは車だと言えるでしょう。道路だけがあっても、そこを移動させてくれるものがなくてはいけません。プロバイダーは、回線という道に、情報を載せた車を走らせてくれるのです。
ですからプロバイダーと契約しなければインターネットを使うことは出来ないのです。なお、プロバイダーに比べ、回線そのものを提供している会社はかなり少ないです。実際にかなりの設備を揃える必要がありますから、当然といえば当然ですね。プロバイダーは結構な数あり、その種類によって、通信の速度やサポートにも大きな差が出ることもありますから、自分にあったプロバイダーと契約することが大切です。
ドコモ光を使えるプロバイダーはどこ?
ドコモ光と提携しているプロバイダー約20社で、その中には明確な特色を持つものもあります。料金にセキュリティやトラブル時のサポート、さらには通信速度もプロバイダーにかなり左右されますから、自分の納得できるものを選びましょう。では、一体どう選べば良いのでしょう?
まず、ドコモ光で契約することができるプロバイダーには、「タイプA」と「タイプB」があります。この2つの明確な違いは、タイプAの方が月々200円安く利用できる事です。そうなると、タイプAよりもBタイプの方がサービスが充実していたり、通信速度が速かったりするのだと考えがちですが、必ずしもそうではありません。
タイプBには「OCN」など、ドコモ光の提供開始以前から有名だったプロバイダーが多く知名度の高さから安心感があり、突然サービスが終了するなどのリスクが小さいといったメリットがありますが、特別に通信速度が速いと行ったことはありません。
また、タイプAのプロバイダーにも「So-net」や「BIGLOBE」は以前からサービスを続けていて知名度もありますし、「楽天ブロードバンド」は通信サービス事業を始めたのは最近ですが、有名な企業も存在します。数が多い分速度が遅いといわれることの多いプロバイダーもありますが、速いといわれるプロバイダーもありますから、タイプAは玉石混交といった具合です。
どうやってプロバイダーを選べばいいの?
もちろん、プロバイダー選びに万人における正解は存在しません。選ぶ人が、いったい何を重視するのかで、選び方は異なります。ですがここでいくつかの指針を示させていただきます。
まず、もっともわかりやすい費用のことです。前述の通り、より安く済ませるためにはたタイプAのプロバイダーを選びましょう。月額200円ですから、年間では2,400円となります。たかだか200円、されど200円ですから、慎重に検討しましょう。
次に、サービスの内容を比較しましょう。速度については、実はかなりの頻度で各社設備追加により速度が向上したり、人が増えて遅くなったりということがあるので、ここで書いてもあまり意味がありません。できるだけ新しい意見を参考にしましょう。また、ドコモ光のプロバイダーの多くはセキュリティソフトを提供しており、その殆どが有料ですが、「タイガースネットドットコム」は永年無料としています。ここはかなり強烈な個性を持つプロバイダーで、なんと阪神タイガースの関連企業であり、ファン向けのサービスを展開しています。悪い噂も聞きませんから、ファンの方は選んでみるのも良いかもしれません。
また、初心者の方にとって便利なのが、訪問ポートやリモートサポートです。無料、有料ともにかなりのプロバイダーが提供しています。頻繁に利用しそうなら、初回以降も無料のところを選ぶべきでしょう。
次に、ドコモ光のプロバイダーは前者メールサービスを提供していますが、メールボックスの容量や迷惑メール防止機能にはかなりの差があります。よく利用する方は、しっかり確認しておきましょう。その他にも各社、様々な独自のサービスを行っており、ファミリー向けのものや特定のファン向けなど、かなり個性的ですから、これらを基準に選ぶのも良いでしょう。