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持ち運びができる便利なWi-Fiルーター“ポケット型Wi-Fi”。
皆さんはポケット型Wi-Fiの適切な充電方法を知っていますか?
ポケット型Wi-Fiを持ち運ぶときには、充電しておく必要があります。
しかし、適切に充電ができていないと、すぐに使えなくなったり、故障の原因になったりしてしまいます。
また、家でポケット型Wi-Fiを使うときに、充電が減らないようにとルーターを充電しながら使用している方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、それは絶対にやってはいけません。
今記事では、ポケット型Wi-Fの適切な充電方法を紹介していきたいと思います。
気になる方はぜひ最後までご閲覧ください。
ポケット型Wi-Fiは充電しながら使用しても平気?
ポケット型Wi-Fiのルーターは、充電しながらでも電波を発しているので使うことはできます。
しかし、おすすめできません。
なぜかというと、常にコンセントに挿しておけばバッテリーが切れる心配もなく安心だと思いがちですが、これを毎日行うとバッテリーの寿命が縮んでしまう可能性があるからです。
ポケット型Wi-Fiに使用している電池は、リチウムイオン電池と言って、数百回の充電ができるものです。
この電池は充電を繰り返すことで、劣化していきます。
そのため、充電しながら利用していると、ずっと熱を持った状態となり、劣化速度が速くなってしまうのです。
また、充電量が100%になっているのにも関わらず、充電を続けると、過充電状態となります。
過充電になると、ポケット型Wi-Fiの端末が圏外になったり、スリープ状態になったりする可能性がありますので、注意しましょう。
さらに充電をしたまま放っておくと、少量のガスが発生し、充電池が膨張するケースがあります。
そのガスが、爆発や火事に繋がることがあります。
これらのことから、ポケット型Wi-Fiは充電しながら使用しないほうが良いと言い切れるでしょう。
ポケット型Wi-Fiの正しい使い方・注意点を伝授!
続いては、ポケット型Wi-Fiの正しい使い方・注意点を紹介していきます。
正しく使わないと、ポケット型Wi-Fiの端末の劣化の原因になりますので、しっかりと理解しましょう。
それぞれ1つずつ詳しくみていきましょう!
電源をつけっぱなしにしない!
1つ目は「電源をつけっぱなしにしないこと」です!
電源をONのままにしておくと、ポケット型Wi-Fiはインターネットに接続をしようとしますし、スマホやパソコンとSSIDとパスワードを認証したままの状態でしたら、インターネットを見ていない状態でも、Wi-Fi端末と接続した状態になります。
その場合、使っていないつもりでも、充電は減っていきます。
先程も言った通り、ポケット型Wi-Fiは充電を繰り返すことで劣化が進みますので、無駄に充電を使わないように必要ない時は、電源をOFFにしましょう。
ディスプレイの設定を変える!
2つ目は「ディスプレイの設定を変えること」です!
ディスプレイ画面が明るいと、充電の消費が多くなります。
スマホやタブレットなどと同じですね!
そのため、ポケット型Wi-Fiのルーター画面の明るさは暗めに設定し、操作しない時に自動で画面が消える時間も短く設定しておくと、バッテリー消費が抑えられます。
出荷時は「標準」「明るい」などで設定されていることがほとんどなので、端末が届いたらすぐに治すと良いでしょう。
過放電にしない!
3つ目は「過放電にしないこと」です!
過充電はダメだと説明してきましたが、過放電も良くありません。
過放電とは、電池の容量が0%の状態を放置するとさらにエネルギーを取り出そうと放電してしまうことです。
実は充電が0%の過放電状態もバッテリーを大きく劣化させてしまうことに繋がります。
そのため、できれば、10%を切る前に充電をしておくと良いでしょう。
熱をもたないようにする!
4つ目は「熱をもたないようにすること」です!
ポケット型Wi-Fiの端末がいつの間にか熱を持っているなんてことがあると思いますが、それはバッテリーの劣化に繋がりますので、良くありません。
ポケット型Wi-Fiの端末に限らず、機械は高温多湿を嫌います。
そのため、直射日光の当たる場所や、換気の悪い場所、過充電など、端末が熱くなるような環境下で利用したり、放置したりしないように気をつけましょう。
電波状態の悪いところで使用しない!
5つ目は「電波状態の悪いところでは使用しないこと」です!
電波環境の悪い場所で利用すると、通信しよう・接続しようとして結果的に熱を持ち始め、充電の消耗が激しくなります。
そのため、なるべく電波状態の良いところで使用するように心がけましょう。
まとめ
今記事では、ポケット型Wi-Fiの充電について紹介しました。
皆さんの役に立ちましたでしょうか。
簡単にまとめると、
・ポケット型Wi-Fの端末は充電しながら使用してはいけない
・正しい使い方をしないとバッテリーの劣化に繋がる
ということでした。
正しい充電方法をしっかりと頭に入れ、快適なインターネットライフをお過ごしください。