通信速度の「bps」って何？快適に使える数値の目安やポケット型Wi-Fiの通信速度を上げる方法を伝授

インターネット回線を調べるとよく目にする“bps”というワード。

皆さんは一体何のことか知っていますか？

bps（ビーピーエス）とは、通信速度を表す単位のことです！

通信速度が遅くて改善したい場合は、まずbpsのことをしっかりと知っておく必要があります。

ということで今記事では、インターネットが快適に使える通信速度の数値の目安について紹介していきたいと思います。

ポケット型Wi-Fiの通信速度を上げる方法も紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください！

通信速度の「bps」って何？

まずは、bpsについて詳しく説明していきます。

bps（ビーピーエス）とは、bit per secondの略で、通信速度を表す単位のことです。

1秒間に送信できるデータ量を表しており、数字が大きいほど通信速度は速くなります。

bpsは頭に「K（キロ）」「M（メガ）」「G（ギガ）」といった文字が追加されます。

一般的にKbpsはインターネット回線サービスで通信制限がかかった時などに用いられ、Mbpsはスマホや格安SIMの通信速度として、Gbpsは光回線の通信速度として目にする機会が多と思います。

通信速度の単位はbpsやKbpsよりも、MbpsやGbpsのほうが、短時間でデータをダウンロードできます。

そのため、通信速度は速ければ速いほど、インターネットは快適になるということです！

しっかりと覚えておきましょう。

インターネットが快適に使えるbpsの数値はどれくらい？

続いては、インターネットが快適に使える通信速度について紹介していきます。

インターネットが快適に使える通信速度は、用途によって異なります。

1つずつ見ていきましょう。

メールなどのテキストの受信

メールやLINE、Twitterの投稿などに必要な通信速度の目安は128Kbps～1Mbps程度です。

この数値は、どのインターネット回線でも余裕で出る速さだといえます。

写真や動画などの送受信

TwitterやInstagramなどのSNSで写真を投稿するのなら3Mbps以上、You TubeなどのSNSで動画を投稿するのなら10Mbps以上の通信速度は必要です。

ただし、高画質のものや、動画の時間が長かったりするとファイルサイズが増えるので、送受信に時間がかかります。

Webサイトの閲覧

Webサイトを閲覧するのに必要な通信速度の目安は、画像が少ないページでは1Mbps程度で十分ですが、画像の多いページだと10Mbps程度必要です。

その他にもサイトによっては、1Mbsでは重く感じるところがありますが、基本的には10Mbpsあれば十分だと言えるでしょう。

You TubeやNetflixなどの動画視聴

You TubeやNetflixなどの動画視聴で必要な通信速度は、公式で発表されています。

通信速度が遅いと、再生が止まったり、画質が下がったりしてしまいます。

そのため、高画質動画かつ、快適に動画を視聴したい方は25Mbps以上あると良いかもしれません。

ZoomなどによるWeb会議

Zoomなどオンライン上で会議をする場合、10～15Mbpsあれば十分だと言われています。

ただし、Zoom会議をしながら別にインターネット通信が必要な場合は、さらに20Mbps以上の通信速度が必要です。

オンラインゲームのプレイ

オンラインゲームに必要な通信速度の目安は30Mbps～100Mbps程度です。

オンラインゲームはものによってはデータを多く送受信する必要があるため、通信速度の目安が高くなる傾向があります。

特に、FPSや格闘ゲームだと多くのデータを送受信しますので、100Mbps程度は必要です。

ポケット型Wi-Fiの通信速度を上げる方法

最後に、自分の使っているポケット型Wi-Fiが快適に使える通信速度の数値に達していなかった場合の対処方法を紹介します。

以下の方法をお試しください。

案外、機器を再起動しただけで、通信速度が速くなる場合があります。

また、ルーターと機器との距離を近づけてみたり、周波数を変えてみたりするのも手です。

それでも通信速度が遅いと感じる場合は、機器のスペックを新しくするか、回線自体を変えるしかありません。

まとめ

今記事では、通信速度の「bps」について紹介しました。

インターネット回線において、bpsの数値はかなり重要となります。

通信速度に影響しますからね！

特に高画質で動画を視聴する方やオンラインゲームプレイヤーは、bps数値を気にしてみましょう！

今回紹介した目安に届いていない方は、ポケット型Wi-Fiの通信速度を上げる方法も試してみてください！