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J:COM経由でNHKの受信料がお得に!「団体一括支払」のしくみ
皆さんは、J:COM経由でNHKの受信料を支払うと料金がお得になることをご存知ですか?
J:COMだけではありませんが、実はNHKには「団体一括支払」というしくみがあり、利用すれば普通に払うより安く済むんです。
団体一括支払の方法は、J:COM加入者の場合はJ:COMに申し込み、J:COM利用料と一緒に引き落とすようにするだけ。それだけで、最大で年間2,400円も安くなります!
実際の料金を分かりやすく表にすると以下の通り。
支払い方法 | 2ヶ月払額 | 6ヶ月払額 | 12ヶ月払額 |
口座振替・クレジット | 4,340円 | 12,430円 | 24,185円 |
継続振込等 | 4,440円 | 12,715円 | 24,740円 |
J:COM団体一括支払 | 4,040円 | 11,515円 | 22,340円 |
元の支払い方法が継続振込だった場合は年間で2,400円、口座振替やクレジットで支払っていた場合は1,800円分が割引に。
J:COMに申し込むだけでこれだけ節約になるのですから、加入している方はぜひ団体一括支払を申し込みましょう。
また、J:COMに加入している方が安くなるのは受信料だけではありません。
NHK文化センターの入会金がお得になる
NHK文化センターとは、全国に39箇所あるNHKの教室で様々な講座を受けることができるものです。1979年から始まった教室で、現在では年間68万人の受講者がいます。
その内容・ジャンルは以下の通り。
教養
文章・文芸
コミュニケーション
くらし・美容・ビジネス
外国語
手芸・工芸
音楽
和楽器・古典芸能
伝統文化
書道・カリグラフィー
絵画
カメラ・ビデオ
健康・エクササイズ・スポーツ
ダンス・舞踊
こども
食とグルメ
屋外
旅行企画
このNHK文化センターは、入会の際に3,000円〜5,000円の料金がかかるのですが、J:COM加入者はその入会金がお得になり、J:COM加入者なら2,000円(税別)で入会することができます。
新しい趣味を見つけたい方や、興味があることにチャレンジしてみたい方は申し込んでみてはいかがでしょうか?
より詳しい内容は、NHKカルチャー公式ホームページをご覧ください。
J:COMとNHKの関係性とは?
J:COMに加入している方は様々なNHKサービスの割引を受けることができますが、なぜこのようなことが可能なのでしょうか。
それは、J:COMとNHKが特別な契約をしているためで、つまるところ、NHKの代わりに受信料の契約をするというものです。
その最たるものが受信料の「団体一括支払」です。
地域に密着したケーブルテレビという組織運営の強みを活かし、NHKの受信料の契約がスムーズになるため、このようなしくみが可能になったと思われます。
NHKの受信料は払う必要があるの?
J:COMに加入したら受信料契約をしなければならないのか、またNHKに情報を流しているのかなどについて解説する前に、NHKの受信料契約について言及しておきます。
最近では、「NHKから国民を守る党」の騒動や、東横インが19億円の受信料支払いを命じられた判決などによって話題になったNHKの受信料問題。
結論から述べますと、NHKの受信料契約を結ばなくとも罰則はありませんが法律違反に当たります。また、NHKは民法上強制的に契約をさせることができます。
つまり、税金のようなものだと思い、払った方が問題はないでしょう。
J:COMはNHKに個人情報を流している?
このようなサービスを展開していると、どうしてもJ:COMはNHKの受信料契約をしていない家を知っているのかどうか、そしてNHKに情報を流しているのではないかと思ったりしませんか?
そもそも、受信料契約をしている家としていない家の情報はNHKの方が分かっているはず。
ただ、ネット上で「J:COMを契約したらNHKが来た」という口コミがかつてあったということです。これに関しては、一戸建ての場合、J:COMを契約すると電柱を這っている同軸ケーブル(テレビ信号を流す線)をお家に引き込むことになりますが、その際NHKのスタッフが「この家はケーブルテレビを引いてるな」と判断することがないとは言い切れません。
そして、NHKの受信料契約スタッフはおそらく特定のエリアを周期ごとに回っていると思われ、たまたまその周期が被ってしまったというだけの可能性も十分にあります。
つまり、J:COMがNHKに情報を流しているために家を訪ねてくるのだと断定するのは難しいでしょう。
まとめ
ここまで、NHKの受信料を安く支払える「団体一括支払」のしくみと、J:COMとNHKとの関係性について解説してきました。
団体一括支払にすることでNHKの受信料が節約になる上、J:COM利用料と一緒の引き落としとなり、何より払い忘れがありません。
NHKの受信料を巡る問題はよく取り上げられ、論争が常に起こっているイメージですよね。
テレビを置いていない家庭は少ないかと思いますが、NHKは見ないからといって未納を続けている方は問題になってきます。毎月決して安い額ではないですが、払っておきましょう。
J:COMを利用している方で、NHKとの団体一括支払を申し込んでいない方は是非申し込んでみて下さいね。