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引っ越しをする時に光回線の解約をすると思います。
解約するのは難しいことではありませんが、気になることがありますよね。
それは、光回線の契約時に設置した“光コンセント”はどうするのかです。
賃貸物件にお住まいの方だとなおさら気になりますよね。
引っ越し時に光コンセントの設置はできても、解約時は原状回復をしなければなりませんので、撤去が必要と考えますよね。
しかし、次に住む人にとっては、光コンセントが設置されているほうがありがたいですし、撤去しなくてもいいのではとも考えられます。
結論から言わせていただきます。
退去時に光コンセントの撤去工事が必要かどうかは、自分で決めることはできません。
今記事では、退去時に光コンセントの撤去工事が必要な場合と不要な場合を紹介していきたいと思います。
また、解約時に手間がいらない“ポケット型Wi-Fi”についても紹介しますので、気になる方はぜひ最後までご覧ください!
光コンセントの撤去って必要?不要?
光コンセントの撤去が必要か不要かは状況によって変わります。
判断するには以下の3つの項目を確認してください。
①大家さんや管理会社に退去時の現状復帰を言われているか。
②光回線事業者から撤去工事が必要と言われているか。
③自分で回線終端装置などの取り外しができるか。
1つずつ詳しく見ていきましょう!
大家さんや管理会社に退去時の現状復帰を言われているか。
まず1つ目に確認するのは、大家や管理会社に退去時の現状復帰を言われているかどうかです。
今住んでいる物件の大家さんや管理会社の人に、退去時は原状回復(入居時と同じ状態)にすることを言い渡されていた場合は、基本的に光コンセントの撤去工事を行わなければなりません。
しかし、原状回復を言い渡されていてもまだ100%撤去工事が必要とは言い切れません。
何故かというと、光コンセントの設備をそのまま保留した状態で退去すると、次の入居者がその設備を利用できるため、大家さんや管理会社にとってはアピールポイントになるからです。
そのため、必ず現状復帰の内容に、光回線の撤去も含まれるのかということを確認しましょう!
ちなみに、集合住宅で壁に一体型の光コンセントがついている場合は、撤去しなくていいといわれることがほとんどでしょう。
一方でエアコンダクトなどから引き込みをしている分離型の光コンセントを設置した場合は、見た目が悪いからという理由で撤去をするように言われることもあります。
一体型……光回線が配管を通っている
分離型……光回線が露出配線となっている
原状回復しなければいけないからといって、必ずしも光コンセントの撤去工事が必要とは限らないということを覚えておきましょう。
光回線事業者から撤去工事が必要と言われているか。
2つ目に確認するのは、光回線事業者から撤去工事が必要と言われているかどうかです。
大家さんや管理会社から光コンセントの撤去を指示されなかった場合でも、回線事業者から派遣工事での光コンセントの撤去が必要といわれた場合、撤去工事を行わなければなりません。
回線事業者から光コンセントの撤去が必要と言われる可能性があるのは主に一戸建てにお住まいの方です。
集合住宅にお住まいの場合は撤去工事が必要と言われることは少ないです。
しかし、集合住宅にお住まいの方でもファミリータイプを開通している場合は撤去工事が必要と言われる可能性もあります。
こちらも回線事業者にきちんと確認しましょう。
③自分で回線終端装置などの取り外しができるか。
3つ目は、自分で回線終端装置などの取り外しができるかどうかです。
撤去工事が不要と言われた場合でも、万が一自分で機器の取り外しができない場合は撤去工事が必要になります。
基本的に回線事業者から撤去工事不要と言われた場合は光コンセントがあるので、光ケーブルを光コンセントから抜くだけです。
借りている機器を回線事業者に返送すればそれ以外特にやることはありません。
しかし稀に壁にコンセントがなく光ケーブルがそのまま回線終端装置につながっていいて、ケーブルのカットツールも送られてこない場合があります。
そうなると自分で機器をはずすことは不可能なので、やはり派遣工事を頼んで業者に来てもらうしかありません。
ちなみに借りている機器は一定期間返送しないと機器代金を請求されてしまうのでお気を付けください。
ポケット型Wi-Fiは解約が楽ちん!
光回線は、退去時に光コンセントを撤去するかしないか問題が発生します。
大家さんや管理会社、光回線事業者に確認するのは手間がかかりますし、撤去となったら工事も必要です。
引っ越し間際は、色々と忙しいのに、光コンセントの撤去まで加わったらとんでもなく面倒くさいですよね。
さらに撤去工事費用として1~2万円程度も発生してしまいます。
このように無駄な時間や費用をかけたくない方はインターネット回線のなかで“ポケット型Wi-Fi”がおすすめです!
ポケット型Wi-Fiは持ち運びができるWi-Fiルーターで、初期工事や撤去工事が必要ありません!
また、引っ越し時でも住所変更さえすれば面倒な手続きはありませんので楽ちんです!
月額料金も光回線の相場料金が4,000~6000円程度なのに対し、ポケット型Wi-Fiは3,500円前後となります。
と比較的安いです。
これからインターネット回線の契約をお考えの方は、光回線だけではなくポケット型Wi-Fiも視野にいれてみてください!
まとめ
今記事では、退去時に光コンセントの撤去工事が必要な場合と不要な場合、またおすすめのインターネット回線“ポケット型Wi-Fi”について紹介しました。
皆さんの役に立ちましたでしょうか。
光コンセントの撤去工事の有無は自分では判断できません。
勝手に自分で判断したらトラブルになりかねませんので、しっかりと大家さんや管理会社の人、光回線事業者に確認しましょう。
面倒な方は、最初からポケット型Wi-Fiの利用をおすすめします!
ぜひ参考にしてみてください!