フレッツ光から光コラボへ転用するメリットについて知りたい

現在使用しているフレッツ光の料金がちょっと高いと感じている方や、他の光のサービスを試してみたいと考えている方にとって、フレッツ光から光コラボへの転用はメリットがあります。
特に利用料金は、自分に合った光コラボの事業者を選ぶことでよりお得にインターネットを楽しむことができるようになります。
フレッツ光は月々の回線使用料の他にプロバイダ使用料も請求されるため、合計すると他の事業者と比べても利用料金が高めになってしまいます。
光コラボの中にはソフトバンク光やドコモ光といった携帯キャリアの会社がサービスを提供しているところもあり、家族でソフトバンクやドコモの携帯やスマートフォンを利用している場合、お得な割引サービスも適用されるので通信費をできるだけ安くしたいと考えている方にはおすすめです。
また、他の事業者でも回線使用料とプロバイダ使用料がセットになっているため、支払いや問い合わせの窓口が１本になるところも便利でしょう。
使っている回線自体はフレッツ光の回線なので、品質や速度そのものはフレッツ光も光コラボも変わりません。
しかし、使用するルーターやプロバイダによる影響があるため、光コラボに転用することで一概に速度が速くなる・遅くなるといったことは言えないので注意が必要です。

長らくフレッツ光を使っていた人にとって、今更他の光に乗り換えるのもちょっと面倒だと感じることもあるでしょう。
また、回線の工事が必要なのではないかと心配されるかもしれません。
フレッツ光から光コラボへの転用の場合、わずらわしい手続きや回線工事は不要です。
まず、大前提として契約者本人の同意が必要になるため、本人確認が行われます。
転用承認番号というものをNTT東日本・NTT西日本のそれぞれの窓口に問い合わせ、そちらを控えましょう。
転用承認番号の請求は電話とウェブから可能です。
もしこの時点でやっぱり転用をやめようと思っても、特に申請をする必要はありません。
転用承認番号は取得後から１5日で期限が切れてしまうので、そのまま時間が経過すれば自動的に使えなくなります。
転用承認番号を貰ったら、申し込みたい光コラボの窓口に申請すれば、後日ルーターなどの必要な機器が送られてきます。
申請時に転用承認番号が必要なので準備しておきましょう。
ルーターが届いたら、パソコンや周辺機器に接続し、インターネットの設定を行えば、すぐインターネットを利用することができます。

フレッツ光から光コラボへの転用には複雑な手続きも回線工事も不要ですが、フレッツ光の解約の際に費用がかかるのではないかという心配があります。
まず、解約月のフレッツ光の回線使用料は日割り計算されて請求されます。
しかし、プロバイダ使用料やその他のオプションに関しては月の途中で解約しても日割り計算にならない場合もあるので、それぞれ確認をしておきましょう。
また、フレッツ光の解約には解約金は発生しませんが、プロバイダの違約金については発生する場合があります。
違約金の有無や金額は各プロバイダによって異なるため、解約違約金に関しては事前にプロバイダ側に確認をしておく必要があります。
中には解約違約金が高額になるところもあるので、契約がいつ更新になるのか調べ、計画を立ててから転用に踏み切る方法をおすすめします。
フレッツ光から光コラボへの転用は、手続き自体はそう難しいものではありません。
しかし、違約金などのことを考えると準備を周到に行ってからのほうがよいでしょう。