ベストエフォート型のウィークポイントとは
JCOMは集合住宅の場合は最高速度が320Mbpsで、光回線と比べると回線速度は遅いです。
回線速度を重視しての選択をする場合は光回線を選択するのが基本です。
さらに個人向けインターネットサービスはほぼすべてがベストエフォート型であることも覚えておかないといけません。
あくまでも回線速度は保障されておらず、品質は保証されないサービスとなります。
光回線の場合は最大32分岐であるものの、ケーブル回線の場合は分岐数に制限がありません。
分岐を繰り返している可能性は否定できず、光回線よりも回線速度が遅くなってしまう理由のひとつとなります。
JCOMの320Mbpsの回線は分岐と共有されて利用されているため、通信障害が多発してインターネット回線を利用できなくなる可能性もないわけではありません。
インターネットが利用するネットワークは複雑な経路で通信障害発生しないようにするのは現実的に難しく、ある程度は許容するのが望ましいです。
通信障害が起きるのはしょうがないにしても、回線速度が遅くなってしまうのは大きな問題になります。
光回線と比べると回線速度が遅いケーブル回線を選択するのはちょっとという気持ちがある方もいるでしょう。
JCOMではこの問題を解決すべく10Gと5Gコースの提供を開始しました。
JCOMが10Gと5Gコースにおける注意点とは
光回線の一般的な回線速度は1Gで、はるかに優れた回線速度であるのが10Gと5Gコースです。
回線速度の速さを重視する方にとって大きな魅力ではあるものの、誰しもが選択できるわけではありません。
東京都、神奈川県、埼玉県といった関東地区、大阪府や兵庫県の一部といった関西地区といった特定の地域でしか選択することができません。
自分が今住んでいる場所は10Gと5Gコースを選択できるのか、あるいは引越し先で10Gと5Gコースを選択しようと思うのであれば、同じく該当する地域であるのかを確認しないといけません。
インターネット接続サービスのみの場合は光10Gコースが7960円、光5Gコースが7180円と光回線と比べると高額であるため、映像サービスとはセットでの契約をした方がよいでしょう。
10Gと5Gコースでもベストエフォート型
10Gと5Gコースを選択したとしても、絶対にいつも快適にインターネット回線を利用できるとは限りません。
あくまでもベストエフォート型であるため、利用者が多くなると共有しての利用となります。
となると思っているほど快適にインターネット回線を利用できない場合もあります。
あくまでも最高での回線速度の速さであるため、そのときによって回線速度の速さは異なるものです。
それぞれの住む場所や利用者の増減によって、回線速度の速さは変わっていくものと覚えておいた方がよいでしょう。
もちろん、JCOMで快適にインターネット回線を利用するのであれば、最高速度が速い10Gと5Gコースを選択するのが望ましいです。
日々の生活を送るにあたってどれほど回線速度の速さを重要と考えるかによって選択は変えていくべきです。
それほど動画の視聴やオンラインゲームをプレイするといったことがないのなら、無理に10Gと5Gコースを選択する必要はありません。
一方で仕事やプライベートと絶対にインターネット回線を利用するにあたって速いのが望ましいと考えるのであれば、10Gと5Gコースを選択する価値は高まります。
後に変更することは可能であるものの、できるだけ最初に先々まで見据えたうえで適切な選択をするのがよいでしょう。
何を選択すべきかについてはそれぞれのライフスタイルによって正解は異なります。
回線速度の速さに比例して料金が高くなるということも頭に入れておいた方がよいでしょう。