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光回線を契約する際、「IPv6」という単語を目にしますよね。
しかし、ソフトバンク光では「IPv6高速ハイブリッド」と呼ばれています。
これらに違いはあるのでしょうか。
本記事では、ソフトバンク光の「IPv6高速ハイブリッド」について他社との違いや基本知識、利用方法を紹介します。
これからソフトバンク光を契約する予定のある方はぜひ最後までご覧ください!
「IPv6高速ハイブリッド」とは?
まずは、「IPv6高速ハイブリッド」についてどんなサービスなのか紹介していきます。
「IPv6高速ハイブリッド」とは、ソフトバンク光が提供するIPv6サービスのことです。
特徴は、IPv6 IPoE方式で混雑を回避しつつ、従来のIPv4通信もちゃんと接続できる接続方式ということ。
つまり、新旧のいいとこどりしたサービスということになります!
利用するには、光BBユニットが必須で、レンタルするには月額513円発生します。
他社のIPv6サービスと何が違う?
IPv6の接続方式を使ったサービスを提供しているのは、ソフトバンク光だけではありません。
他社でも展開しているところが多くあります。
「IPv6高速ハイブリッド」はソフトバンク光が提供するサービスの名称です。
違うように感じるのは事業者ごとにサービス名が異なるからです。
回線名 | IPv6サービスの名称 |
ドコモ光 | ドコモ光のIPv6(v6プラス) |
OCN光 | OCNバーチャルコネクト |
ぷらら光 | ぷららv6エクスプレス |
ビッグローブ光 | IPv6オプション(v6プラス) |
So-net光プラス | IPv6接続(IPv6プラス) |
楽天ひかり | IPv6(IPoE)+ IPv4 over IPv6(v6プラス) |
@nifty光 | v6プラス(MAP-E) |
NURO光 | 独自のIPv6標準対応 |
auひかり | IPv6接続機能(標準) |
それぞれ適用の仕方などに違いはありますが、どれも「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6(DS-Lite or MAP-E)」っていう中身にほとんど変わりはありません。
「IPv6高速ハイブリッド」のお申し込み方法
IPv6高速ハイブリッドは、ソフトバンク光を新規で契約する方と、すでにソフトバンク光を契約中の方とで手続き方法が異なります。
それぞれ確認していきましょう!
<ソフトバンク光を新規で契約する方>
これからソフトバンク光に新規で契約する方は、お申し込み時に窓口のオペレーターへ直接IPv6高速ハイブリッドを利用したい旨を伝えてください。
申し込みが完了すると、ソフトバンク光の開通工事日前に光BBユニットが自宅に到着します。
開通工事完了後、設置されたONUと光BBユニットを接続するだけで、IPv6高速ハイブリッドが利用可能です。
<ソフトバンク光を契約中の方>
ソフトバンク光を契約中で光BBユニットをレンタルしていない場合は、現状「IPv6高速ハイブリッド」サービスが使えていないということです。
通信速度に不満があったら、光BBユニットのレンタルを検討しましょう。
すでにソフトバンク光を契約中の方は、専用マイページの「My SoftBank」から手続きが可能です。
「My SoftBank」にログインし、光BBユニットレンタルのオプション加入手続きを行ってください。
また、カスタマーセンターに電話をする方法からも手続きができます。
<ソフトバンク光 カスタマーセンター>
電話番号:0800-111-2009
※通話料無料
受付時間:10:00~19:00
※年中無休
ただし、繋がりにくいため、あまりおすすめできません。
申し込みが完了すると、ソフトバンク光の開通工事日前に光BBユニットが自宅に到着します。
開通工事完了後、設置されたONUと光BBユニットを接続するだけで、IPv6高速ハイブリッドが利用可能です。
「IPv6高速ハイブリッド」をWi-Fi利用する方法
「IPv6高速ハイブリッド」をWi-Fi利用する方法は2つあります。
まず、繰り返しになりますが、ソフトバンク光でIPv6高速ハイブリッドを利用するためには、光BBユニットのレンタルが必要です。
ただ、光BBユニットをレンタルしただけではWi-Fiを飛ばす機能がありません。
Wi-Fiを使えるようにする方法は2つあります。
①市販のWi-Fiルーターを光BBユニットに接続
②オプションのWi-Fiマルチパックをお申し込みする
市販のWi-Fiルーターを光BBユニットに接続
1つ目は、自分でWi-Fiルーターを用意して接続する方法です。
自分でWi-Fiルーターを用意する際は、家電量販店やWEBサイトから購入する必要があります。
その際は必ずIPv6接続対応のルーターを選んでください。
Wi-Fiルーターは市販で買うと、4,000~10,000円ほどかかります。
また、光BBユニットと市販のWi-Fiルーターを接続する際は、二重ルーター状態を防ぐため、Wi-Fiルーター側の設定をブリッジモード(アクセスポイントモード)に切り替えてください。
オプションのWi-Fiマルチパックをお申し込みする
2つ目は、Wi-Fiマルチパックをお申し込みする方法です。
実は、光BBユニットには元々Wi-Fi機能が備わっているのですが、そのままでは利用できないようになっています。
それを開放するためのオプションが、Wi-Fiマルチパックです。
これを申し込めば、光BBユニットからIPv6高速ハイブリッド接続のままWi-Fiが飛ばせるようになるので手軽な方法です。
ただし、Wi-Fiマルチパックの利用には月額1,089円発生します。
長い目で見たら、市販のほうが安く感じるかもしれません。
しかし、ソフトバンクやワイモバイルのスマホを持っている方なら、「おうち割光セット」を適用させることで光BBユニット、Wi-Fiマルチパック、電話サービスの3つのオプションが550円/月で利用可能になります!
おうち割光セットは、スマホの月額料金が最大1,100円割引されるので、ソフトバンクやYmobileユーザーの方にはお得です。
まとめ
本記事では、ソフトバンク光の「IPv6高速ハイブリッド」について他社との違いや基本知識、利用方法を紹介しました。
皆さんの役に立ちましたでしょうか。
「IPv6高速ハイブリッド」で今よりも快適なインターネットライフをお過ごしください!