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高速のインターネットサービス「フレッツ光クロス」。
「マンションでも使えるの?」
と気になる方がいると思います。
結論から申し上げると、フレッツ光クロスは、マンションタイプでも使うことができます。
ただし、いくつか注意点があります。
本記事ではフレッツ光の対応エリアや注意点をご紹介していきます。
気になる方はぜひ最後までご覧ください!
フレッツ光クロスって?
まずはフレッツ光クロスについて説明していきます。
フレッツ光クロスとは、NTT東日本・NTT西日本が提供する最大10Gbpsの超高速インターネット回線サービスのことです。
フレッツ光の最大通信速度が1Gbpsなので、単純に考えると10倍ということになります。
アップロード・ダウンロードともに高速ですので、ストレスを感じずにインターネットを使える点が最大の魅力です。
特に高画質動画の視聴、オンラインゲーム、リモートワークなどを利用する方にぴったりです!
<基本情報>
項目 | 概要 |
月額料金 | <東日本>
6,050円(+プロバイダ料金) <西日本> 6,930円(+プロバイダ料金) |
最大通信速度 | 10Gbps |
工事費 | 屋内配線の工程がある場合:22,000円(初回3,300円、2回目以降779円/月×23回、最終月783円)
屋内配線の工程がない場合:11,660円(初回3,300円、2回目以降348円/月×23回、最終月356円) 宅内の配線設備などを再利用し、自身で回線終端装置などを設置する場合:3,300円 ※一括払いのみ |
フレッツ光クロスは集合住宅タイプでも使える!
冒頭でも申し上げた通り、フレッツ光クロスは集合住宅タイプでも使えます。
ただし、すべてのマンションで使えるわけではありません。
提供エリアや建物の設備(配線方式)によって導入できるかどうかが決まります。
フレッツ光クロスが使えるのは「光配線方式」のマンションです。
「VDSL方式」や「LAN方式」の場合は基本的に利用できませんので、覚えておきましょう。
フレッツ光クロスの提供エリア
フレッツ光クロスの提供エリアは限定的です。
全国のすべてのマンション・アパートで利用できるわけではありません。
1Gbpsのフレッツ光が全国展開なだけあって、ややこしいですよね。
フレッツ光クロスの提供エリアは以下をご確認ください。
項目 | NTT東日本 | NTT西日本 |
サービス提供エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県 | 富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
現在、フレッツ光クロスは全国的に拡大中です。
ただし、都道府県の全域で使えるわけではなく、一部地域に限られます。
特に、郊外や山間部ではまだまだ未提供の地域もあります。
より正確な情報を確認したい人は、公式の提供エリア検索で確認するのがおすすめです。
4フレッツ光クロスを集合住宅で使う際の注意点!
実測速度が速く、大手のNTTが提供している安心感もあるフレッツ光クロスですが、マンションで導入する前に知っておきたい注意点が2つあります。
・ギガプランでは料金が高くなる
・設備がVDSL方式・LAN方式では契約できない
それぞれ詳しく見ていきましょう!
10ギガプランでは料金が高くなる
最大通信速度10Gbpsのプランは他社の光回線でも提供されており、それらと比較するとフレッツ光クロスの料金はやや高めに設定されています。
サービス名 | 月額料金 |
フレッツ光クロス | 東日本:5,280~6,050円 西日本:4,180~5,720円 +プロバイダ料 |
enひかりクロス | 4,917円 |
ソフトバンク光・10ギガ | 1~6ヶ月目:500円 7ヶ月目~:6,380円 |
ドコモ光 10ギガ | 1~6ヶ月目:500円 7ヶ月目~:6,380円 |
NURO光 10ギガ | 戸建て:5,700円 マンション:4,400円 |
auひかり ホーム10ギガ | 1〜36ヶ月目:5,610~6,468円 37ヶ月目~:6,798円 |
フレッツ光クロスは、月額料金に加えてプロバイダ料金が発生してしまうので、どうしても高くなってしまいます。
月額料金を抑えたい方はお気をつけください。
設備がVDSL方式・LAN方式では契約できない
繰り返しになりますが、フレッツ光クロスに対応しているのは「光配線方式」のマンションのみです。
光配線方式では、マンションの共用部から各部屋まで光ファイバーが直接引かれていますが、「VDSL方式」や「LAN方式」の場合、各部屋までは電話線やLANケーブルが使われているため、10ギガ回線には非対応です。
それでも、マンションでフレッツ光クロスを使いたい場合は、「戸建てプラン」を個別に導入できるケースもあります。
ただし、この場合、戸建て向けでより料金が嵩張るうえに、工事にはオーナーや管理会社の許可が必要なのでややハードルが高くなることを覚えておきましょう。
まとめ
本記事ではフレッツ光の対応エリアや注意点をご紹介しました。
皆さんの役に立ちましたでしょうか。
フレッツ光クロスは、インターネットライフをより豊かにしてくれます。
エリアが限定的なのがネックですが、順次拡大中なので、自分のお住まいが使える場合は検討してみてください!