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『ソフトバンク光を解約したいけど、電話番号はそのまま使い続けたい』
『よく聞く〝アナログ戻し〟について詳しく知りたい』
などとお考えの方はいらっしゃいませんか?
ソフトバンク光契約時にNTTが発行した電話番号は、解約時もそのまま利用することができますが、解約の前に正しい手続きをする必要があります。
本記事では、「アナログ戻し」についてと、ソフトバンク光解約後も固定電話番号を使い続ける方法について解説します!
ソフトバンク光 光電話の「アナログ戻し」とは?
ソフトバンク光で利用できる光電話の「アナログ戻し」とは、過去にアナログ電話から光電話に変更した番号を、再度NTTのアナログ一般電話に戻す手続きのことを指します。
ソフトバンクの固定電話サービスは、ホワイト光電話、光電話(N)、BBフォン、おうちのでんわの4種類がありますが、この4種類のサービスで取得した番号は他社への引継ぎができず、継続利用できなくなっているのでご注意ください。
光回線の乗り換えを行う場合、アナログ戻しが必要になるケースがあります。
アナログ戻しには工事が必要で、工事費用もかかってしまうことも念頭に入れておきましょう。
アナログ電話と光電話の違い
アナログ電話と光電話にはどのような違いがあるのか気になるところですよね。
それぞれの違いは以下の通りです。
1. 使用する回線の違い
2. 料金の違い
詳しく見ていきましょう。
1. 使用する回線の違い
アナログ回線の固定電話は、メタル線の電話回線を使うのに対して光電話は光ファイバー回線を使います。
通信方式が根本的に異なるのがそれぞれの大きな違いです。
2. 料金の違い
通話にかかる料金も異なります。
アナログ電話は、3分の通話につき9円以上の通話料と2,000円~3,000円ほどの基本料金がかかるのに対し、光電話は3分の通話につき8円以上と基本料金が550円~となっています。
料金は光電話のほうが安いのが特徴です。
固定電話番号をそのままにするには?アナログ戻しが必要になるシーン
アナログ戻しが必要になるのは、現在利用しているNTT系列回線から他社回線に乗り換える場合などがあげられます。
以前は、乗り換え時にアナログ戻しが必要なケースがほとんどでしたが、2019年から始まった事業者変更制度により、光コラボ同士の乗り換え時はアナログ戻しが不要となっています。
ただし、光回線には、NTT回線・KDDI回線・ケーブル回線という3種類の回線があり、これらの事業者を変更して乗り換える場合にはアナログ戻しが必要です。
ソフトバンク光はNTT回線なので〝光コラボ〟に該当するサービスに乗り換える際にはアナログ戻しの必要はありませんが、auひかりやJ:COMの光回線などに移行する際はアナログ戻しのために工事を行う手続きをしなければいけなくなるためご注意ください。
手続きの手順は、以下の通りです。
アナログ戻しの手順
3 固定電話の場合は「116」、携帯電話やNTT以外の固定電話の場合は「0120-116-000」に電話して、アナログ戻しを申請
4 後日NTTの担当者から確認のための電話があるので、工事費の確認や工事日の詳細を蹴ってする
5 工事の立ち会い
6 アナログ戻しが完了し、アナログ電話として固定電話が利用可能に
アナログ戻しの際の注意点
アナログ戻しをする際には、いくつか注意していただきたい点があります。
注意ポイント
1. 解約前にプランを確認する
2. 固定電話の手続きはソフトバンク光解約前に済ます
3. 「アナログ戻し」の勧誘には乗らない!
それぞれ見ていきましょう。
1. 解約前にプランを確認する
先述の通り、ソフトバンクの固定電話サービスは、ホワイト光電話、光電話(N)、BBフォン、おうちのでんわを利用している場合、そもそも他社への電話番号引継ぎができないため、アナログ戻しができません。
電話番号の変更をしたくない方は、今一度ソフトバンク光を解約するかお考えください。
2. 固定電話の手続きはソフトバンク光解約前に済ます
番号ポータビリティを行うには、まずソフトバンク光の解約前に手続きします。
具体的にはNTTに連絡し、休止状態になっているNTT加入権の再契約をします。
これをアナログ戻しといいます。いったんNTTのアナログ回線での固定電話利用をすることで新プロバイダの光電話にNTTから同じ電話番号を引き継ぐことができるようになります。
ソフトバンク光を解約後は手続きできなくなるので注意してください。
3. 「アナログ戻し」の勧誘には乗らない!
近年、インターネットの利用機会が少ない高齢の方などを対象に、固定電話をアナログ回線に戻す「アナログ戻し」の勧誘電話が増えてきています。
『電話料金が安くなる』など業者からの説明を受けてつい契約してしまう方もいらっしゃるようですが、不要な工事や、現在より高くなる料金プランを勧められるケースもあり注意が必要です。
ご自身がアナログ戻しをしたい場合のみ、申し込みをするようにしてくださいね。
まとめ
本記事では、「アナログ戻し」についてと、ソフトバンク光解約後も固定電話番号を使い続ける方法について解説しました。
ここまでお読みいただきありがとうございました(^^)