フレッツ光のオプションサービスには「ひかり電話」があります。
ひかり電話とは、NTT東日本・西日本が提供する光ファイバーを使用したIP電話サービスです。
詳しいサービス内容や利用するメリットについて気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、ひかり電話がどのようなサービスなのか、固定電話との違いも合わせて解説しています。
ひかり電話について詳しく知りたい方は、ぜひ本記事を参考にしてください!
フレッツ光のオプションで利用可能「ひかり電話」について
「ひかり電話」は、NTT東日本/NTT西日本が提供している光IP電話サービスです。
光回線サービスのフレッツ光のオプションとして提供されています。
ですので、フレッツ光の契約をしている方のみが利用できるサービスです。
従来の電話線を利用する固定電話とは異なり、光ファイバーケーブルを利用しています。
電話、FAX、インターネットを1つの回線で利用可能で、03や06から始まる「0ABJ番号」の電話も可能なのが嬉しいポイント。
ビジネスとして利用するため、法人契約もされています。
固定電話や光電話との違い
「ひかり電話」は一般的な固定電話とどのような違いがあるのか気になっている方は多いのではないでしょうか。
また、ひかり電話とは別に「光電話」も存在しますが、同じものではなく、明確な違いがあるんです。
それぞれの違いを見ていきましょう。
固定電話との違い
「ひかり電話」と固定電話の違いは、おもに3つです。
①使用する回線
固定電話は銅線を使用するのに対して、ひかり電話は光ファイバーが採用されています。
一般的に銅線よりも光ファイバーのほうが、高速かつ安定した通信が可能とされています。
②音声の伝送方式
固定電話はアナログ信号で音声を伝送し、ひかり電話はデジタル信号(IP技術)を使って音声を伝送します。
デジタル信号(IP技術)により高音質を叶えているのがひかり電話の特徴です。
③付けられるサービス
ひかり電話は、フレッツ光のインターネットと一体化したサービスなので、ほかにナンバー・ディスプレイや迷惑電話おことわりサービスなど、便利なオプションサービスを付けることができます。
光電話との違い
今回ご紹介しているのは、ひらがな表記の「ひかり電話」ですが、漢字表記の「光電話」も存在します。
「ひかり電話」と「光電話」は意味に明確な違いがあります。
「ひかり電話」は、先述の通りNTT東日本/NTT西日本が提供している光IP電話サービスです。
対する「光電話」は、NTT東日本/NTT西日本を含む、すべての回線事業者から提供されているIP電話サービスのことを言います。特定のサービス名ではなく、さまざまな回線事業者から提供されている電話サービスを総称して「光電話」と呼びます。
ひかり電話のメリット
ひかり電話を利用することでどのようなメリットがあるのか、以下でまとめました。
メリット①伝送速度が速い&通話音質が良好
メリット②月額料金が安い
メリット③既存の電話番号や電話機が使える
それぞれ見ていきましょう。
メリット①伝送速度が速い&通話音質が良好
ひかり電話は、アナログな信号である音声という情報を、一度デジタル信号へと変換して届けるため、従来よりも伝送速度がスピードアップかつクリアな音質で通話ができます。
メリット②月額料金が安い
光電話は、インターネット回線を利用した音声通話システムです。
そのため、同じ固定電話への発信であれば、全国一律「8.8円/3分」という安価な料金設定となっています。
メリット③既存の電話番号や電話機が使える
ひかり電話は、そのまま既存の電話番号を引き継げます。
もともと使っていた電話機をそのまま使えるのもメリットです。
月額料金を安くおさえつつ、電話の伝送速度と音質も良いなんていいことづくめですよね!
ひかり電話を利用する際の注意点
ひかり電話を利用する際に注意していただきたいのは、ひかり電話のみの契約はできない点です。
フレッツ光をはじめとした光回線サービスを一緒に契約する必要があります。
また、停電が発生すると光回線のルーターの電源が切れてしまうため停電時には利用できないというデメリットもあります。
ただし、停電時にもひかり電話を使いたい場合は、「ひかり電話停電対応機器」を導入することで対処できます。
まとめ
本記事では「ひかり電話」のサービス内容や固定電話との違いについて解説しました。
ひかり電話は、フレッツ光の便利な電話オプションサービスです。
固定電話を安く利用したい、電話の伝送速度と音質も良くしたいという方にはぴったりのサービスとなっています。
フレッツ光を契約予定、または契約中の方は、ひかり電話の利用も検討してみてはいかがでしょうか。
ここまでお読みいただきありがとうございました(^.^)