auひかりは、東海・関西エリアでは利用することができません。
知名度が高いauひかりが全国展開しないのには理由があり、光回線が広がり始めた頃から続く地域特有の歴史と、事業者同士の事情が影響しています。
本記事では、auひかりが東海・関西エリアで使えない理由やエリア外ユーザーが選ぶべき代替回線を紹介します!
auひかりについて
「auひかり」は、大手通信事業者であるKDDIが独自に提供している光回線サービスです。特徴は、高速通信と安定性。
独自の光ファイバー網を使っているため、混雑の影響を受けにくく、動画のストリーミングやオンラインゲームのように通信量が多いシーンでも快適に利用できる点が評価されています。
また、最近はリモートワークの普及によって、自宅で安定したネット回線を求める人が増えていますが、auひかりは上りも下りも高速なため、ビデオ会議や大容量データの送受信もスムーズ。
インターネットを日常的にしっかり使いたいユーザーから支持されているサービスです。
さらに、auスマホとのセット割が適用できることもあり、家族でまとめて通信費を節約したい人にも人気があります。
高品質なネット環境を確保しながら、お得に利用できる点も魅力の一つと言えるでしょう。
なぜauひかりは全国じゃないの?
auひかりが全国エリアでサービスを提供していないのには理由があります。
日本で光回線サービスを展開している事業者には、大きく分けて2つのタイプがあります。
1つは、NTT東日本/西日本が運営する「フレッツ光」のように、日本全国に大規模な通信網を張り巡らせているタイプ。
もう1つは、地域ごとの電力会社が自前で敷設した光ファイバー網を使って提供しているタイプです。
さらに、2015年からは「光コラボ」と呼ばれるサービスも急増しました。
これは、フレッツ光の回線網をそのまま使って提供されるもので、ドコモ光・ソフトバンク光・ビッグローブ光などが代表的です。
フレッツ光と同じNTTの回線をベースにしているため、これらは全国エリアを広くカバーしています。
一方で、KDDIが展開するauひかりは、NTTの設備を借りずに独自の光回線を使ってサービスを提供しているのが大きな特徴です。
独自回線は、自社で光ファイバーを敷設したエリアでしか利用できません。
そのため、KDDIの光ファイバー網が行き届いていない地域では、どうしてもauひかりが提供されず“未対応エリア”になってしまうんです。
『関西や東海までどうしてエリアを拡大しないの?』と思う人も多いはずです。
実は、KDDIが競合する提携先とのバッティングを避けているのが理由です。
関西はeo光、東海はコミュファ光という強力なパートナーがすでに地域をカバーしているため、auひかりはあえてそこへ積極的に進出していません。
その分、別エリアでのサービス拡大に注力しているわけです。
ただし、この話は戸建て向けの提供状況に限られます。
マンションなどの集合住宅なら、関西・東海でもauひかりが導入されているケースがあります。
auひかりの提供エリアをおさらい
2025年12月時点で、auひかりサービス提供エリアは以下の通りです。
【auひかり提供エリア】
<北海道地方>
北海道
<東北地方>
福島、山形、秋田、宮城、岩、手青森
<関東地方>
神奈川、東京、千葉、埼玉、群馬、栃木、茨城
<中部地方>
長野、山梨、福井、石川、富山、新潟
<中国地方>
山口、広島、島根、鳥取、岡山
<四国地方>
高知、愛媛、 香川、徳島
<九州地方>
鹿児島、宮崎、 大分、熊本、 長崎、 佐賀、 福岡
【auひかり提供エリア外】
<中部地方>
愛知、静岡、岐阜
<近畿地方>
和歌山、奈良、兵庫、大阪、京都、滋賀、三重
< 九州地方>
沖縄
提供エリア外だったとしても、マンションなどの集合住宅によっては、auひかりが導入されている建物もあります。
詳しくは、こちらから確認してみてください。
エリア外ユーザーが選ぶべき代替回線とは?
auひかりの提供エリア外に住んでいる場合、auひかりを契約することはできません。
ただし、auひかりと同じように「auスマートバリュー」の割引を利用できる光回線が複数存在するので
auスマートバリューとは?
「auスマートバリュー」とは、適用されると、家族のauスマホ1台ごとに最大1,100円/月が安くなるセット割キャンペーンのことです。
最大10台まで対象になります。
同居している家族はもちろん、離れて暮らしている家族も割引対象に含められるため、au利用者が多い家庭ほどメリットが大きい仕組みです。
auスマートバリュー対象の光回線一覧
以下のサービスでは、auひかりが提供されていない地域でも同じ割引を受けられます。
・@nifty
・@T COM光
・ASAHIネット光
・BIGLOBE光
・DTI光
・So-net光
・auひかり ちゅら
・コミュファ光
・eo光
・ピカラ光
・メガ・エッグ
・BBIQ
・ひかりゆいまーる
「auのスマホの割引は受けたいけど、auひかりが使えない…」という人は、これらの回線も選択肢として検討してみてください!
■ auスマートバリューを適用するための条件
どの光回線を選ぶ場合でも、割引を受けるためには次の条件を満たす必要があります。
・光回線とセットで固定電話サービス(光電話)の契約が必要
・auのスマホ・タブレット・ケータイが対象プランであること
これらを満たしていれば、auスマートバリューを利用できます。
割引を希望する場合は、条件を確認したうえで回線選びを進めてくださいね。
まとめ
auひかりが東海・関西で普及していない理由は、地域ごとに根付いた独自回線の存在や、事業者間の住み分けといった背景があります。
戸建てでは提供が難しいエリアでも、マンションなどの集合住宅では利用できる場合があるため、建物の設備次第で状況が変わる点も押さえておきたいポイントです。
また、auスマートバリューを適用したい場合は、auひかり以外にも割引が適用できる光回線が豊富にあるため、auひかりのサービスエリア外にお住いの方は代替で利用を検討してみてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました(^^)


