最近、携帯会社が次々と携帯料金を値下げしているを知っていますか?
「ahamo(アハモ)」「LINEMO(ラインモ)」「Rakuten UN-LIMIT VI」と、各MNO会社が続々と新プランや新ブランドを発表しています。
auといえば昨年12月9日に「amazonプライム付料金プラン」を発表しましたが、ドコモが12月3日に「ahamo」を発表した直後だったので、期待外れだとauユーザーから大ブーイングでした。
さらに、同月22日には、ソフトバンクがオンライン専用のMNOブランド「LINEMO」を発表したので、ますますauを批判する声が大きくなりました。
タイミングが悪かったですね。
しかし、auはやってくれました!
ついに、2021年1月13日にKDDIからも新しいオンライン専用のMNOブランド「povo(ポヴォ)」が発表となりました!
これは20GBで月額料金が2,480円(税抜き)で、必要に応じて「追加トッピング」を追加購入し、データ容量の追加や国内通話定額を量できる仕組みとなっています。
月額2,480円、安すぎませんか?
auユーザーから‘‘待ってました‘‘の声がたくさん聞こえます。
それでは、詳しい内容を紹介していきたいと思います。
★ そもそもなんで急に携帯料金が安くなったの?
そもそも、なんで急にどこの会社も携帯料金の値下げを始めたのでしょうか。
実は、ちゃんと理由があるのです!
皆さん今の総理大臣を知っていますよね?
そうです!菅(すが よしひで)総理大臣です!
実は、携帯料金値下げは、菅義偉氏のおかげなのです!
当時官房長官だった菅義偉氏は2018年に「携帯電話料金は4割引き下げる余地がある」と発言し、携帯電話業界だけでなく消費者にも大きな波紋を広げました。
その菅義偉氏が2020年9月に内閣総理大臣に就任し、今度は携帯電話料金の引き下げを政権の公約にまで掲げました。
理由は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社による寡占が長く続き、20%を超える高い利益を上げているなど、携帯電話を巡る市場競争がうまく働いていないからです。
さらに、総務省が公表した「電気通信サービスに係る内外価格差調査」において、大容量とされる高速データ通信量20GBの料金プランを中心に、世界主要6都市の中で東京の携帯電話料金が最も高い水準にあることを問題視しています。
つまり、どこの会社も「値段を下げよう!」というよりは、「値段を下げなければいけない」という状況にあったということです。
理由はどうあれ税金が上がる一方で、携帯料金が下がることは、国民にとってはありがたいことですね!
★ povo(ポヴォ)のこんなところがスゴイ!
1、まずは、シンプルに20GBで月額2,480円(税抜き)がスゴイ!
「ahamo」が20GBで2,980円(税抜き)に対し、「povo」は500円安い2,480円(税抜き)になります。
しかし、「ahamo」には5分間通話無料という内容が含まれており、「povo」にはこれが含まれていません。
5分間通話無料を含むと「povo」も同じ2,980円になります。
今のご時世、電話はSNSで利用する人が多いので、通常の電話を利用する人は少ないのではないでしょうか。
そうなってくると、自分で追加の有無を選べる「povo」のほうが優秀に思えます!
2、新発想「トッピング」を自由に追加できるのがスゴイ!
月額2,480円には、データ通信量20GB+20円/30秒の通話料というのがベースにあります。
「povo」には自分の使い方に合わせて+αの機能を追加したり取り外したりが自由にできる「トッピング」という機能があります。
これは、「ahamo」や「LINEMO」にはありません。
〈トッピングの種類〉
①5分以内通話かけ放題 500円/月(税抜き)
②通話かけ放題 1,500円/月(税抜き)
①5分以内通話かけ放題や②通話かけ放題は、原則として国内で発信した全ての音声通話が対象となる。ただし、以下の通話先は対象外となる。
・受話側が料金を設定している電話番号(「0570」「0180」で始まるもの)
・104番(番号案内)
・188番(消費生活相談受付)
・「#(シャープ)+4桁」の電話番号(クイックダイヤル)
・衛星電話/衛星船舶電話
・KDDIが指定する特定の電話番号(PDF形式)
対象外の通話先の場合、以下の通話料金が別途請求される。
0570/0180で始まる電話番号:受話側が設定した料金(課金開始前に案内あり)
その他の電話番号:30秒当たり20円(衛星船舶電話は50円)
③データ追加1GB 500円(税抜き)
④データ使い放題24時間 200円/日(税抜き)
データ使い放題 24時間を追加すると、追加してから24時間のデータ通信量が無制限となる。ただし、このトッピングの利用中は以下のシーンにおいて、通信速度が他のユーザーよりも抑制されることがある。
・ネットワークの混雑時
・動画やクラウドゲームなどの利用時
★ まとめ
新料金いかがでしたか?
まだあやふやな部分があったり、詳細がなかなか出なかったりと不安の声が上がっていますが、私的には、とても安くなったので魅力を感じています。
注意していただきたいのは、「povo」にすると「auスマートバリュー」の適用外になってしまうというところです。
auひかりを検討している方は、安いから「povo」にするという単純な考えではなく、auスマートバリューを適用した場合と比べるのがいいかもしれません!