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auひかりを新たに契約する場合、開通工事を行う必要があります。
そこで気になるのは、auひかりの開通工事の内容やかかる期間についてですよね。
早めに工事の詳細を知っておけば、開通までの期間を見越して手続きを進めることができますよ。
本編で、auひかりの開通工事の流れや、開通までにかかる期間について解説しています。
auひかり開通工事の内容
auひかり開通工事では、電柱や電線を通るauひかりの回線をご自宅内まで引き込みます。
これだけ聞くと、大がかりな工事が必要になるのかと感じてしまうかもしれませんが、開通工事自体にかかる時間は1~2時間程度となります。
工事の流れは、以下の通りです。
auひかり開通工事の流れ
①電線・電柱からauひかりの回線を引き込む
②光コンセントを設置
③ホームゲートウェイを光コンセントに接続する
詳しくご説明します。
①電線・電柱からauひかりの回線を引き込む
はじめに、電線や電柱の中にある回線(光ファイバー)を、ご自宅の中まで引き込みます。
電気信号を屋内で利用するためには、光ファイバーを利用して経路を作る必要があります。
引き込む方法はいくつかありますが、一般的には①電話線の配管に通す②エアコン用のダクトに通す③壁に穴を通す、いずれかの方法が一般的です。
住宅の構造によって工事の方法は異なります。
壁を傷つける可能性もあるため、集合住宅にお住まいの方は、申し込み前に必ず大家さんに確認するようにしてください。
ただし集合住宅向けのプランである「マンションタイプ」で契約の場合は、共有スペースにある専用の設備を経由して、光ファイバーを室内まで引き込みます。
そのため、電柱・電線から光ファイバーを屋内へ引き込む工事自体は必要ありません。
②光コンセントを設置
続いて、光コンセントを設置します。
光コンセントとは、光回線専用のコンセントの差し込み口です。
自宅内まで引き込んだauひかりの光ファイバーと、ホームゲートウェイというレンタル機器を接続するために必要となります。
光コンセントは、auひかり専用のものを設置する必要があります。
NTTの回線を使ってサービスを提供しているフレッツ光、その他光コラボは同様の光コンセントを利用することができますが、auひかりの場合利用できなくなっていますのでご注意ください。
③ホームゲートウェイを光コンセントに接続する
最後は、光コンセントにホームゲートウェイを接続すればすべての工程が完了です。
ホームゲートウェイは、auひかりからレンタルする機器で、インターネットを利用するのに必要となります。
光信号をご自宅に引き込んだだけではインターネットを利用することはできません。
ホームゲートウェイは、光信号をインターネットに接続するための信号に変更する重要な役割をしています。
最後に、お使いの電子機器が、正常にインターネットへ接続することが確認できれば、工事は完了となります。
申し込みから開通工事までの期間は?
auひかりの開通工事にかかる期間は、約1~2ヶ月程度です。
ただし、引っ越しシーズンの3~5月は繁忙期となるため、それ以上かかってしまう可能性もあるのでご注意ください。
そのため、インターネットを利用し始めたい時期を逆算して、しっかりと余裕を持って、お早めの申し込みがおすすめです。
また、開通工事の際は、原則立ち合いが必要となります。
ご都合が良い日をあらかじめ確認しておくようにしてくださいね。
auひかりを契約する前に知っておきたい注意点
auひかりには、契約する前に必ず知っておいていただきたい注意点が2つあります。
注意点①サービス提供エリアが全国ではない
auひかり知名度は高いですが、サービス提供エリアは限られています。
関西・東海地方と沖縄エリアでは戸建て向けサービスを提供していません。
auひかりのサービス提供エリア
北海道:北海道全域
東北:青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島
関東:東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木
信越:新潟、長野
中部:山梨
北陸:石川、富山、福井
中国:鳥取、岡山、島根、広島、山口
四国:香川、徳島、愛媛、高知
九州:福岡、大分、佐賀、宮崎、熊本、長崎、鹿児島
auひかりサービス外エリア
関西…大阪/京都/兵庫/和歌山/奈良/滋賀
東海…静岡/愛知/岐阜/三重
沖縄
上記に該当する地域にお住いの方は、auひかりの利用ができなきなくなっていますのでご注意ください。
また、auひかり通常プラン「ホーム1ギガ」よりも最大通信速度が上回っている「ホーム10ギガ・5ギガプラン」は、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部です。
さらに利用可能範囲が狭くなっていますのでご注意ください。
注意点②光コラボに転用することができない
工事の流れでも触れましたが、auひかりは、自社の回線を利用してサービスを提供しているため、NTTの回線を借り受けてサービスを提供している〝光コラボ〟事業者には該当しません。
フレッツ光ユーザーが光コラボサービスを利用し始めることは「転用」と言い、転用の際には、新たに工事をする必要はありません。
例えば、フレッツ光ユーザーがソフトバンク光にサービスを変更して利用する場合、工事なしで利用し始めることができます。
フレッツ光やコラボ光からauひかりを利用する場合、NTTの光ファイバーではないauひかり管理の光回線に切り替えなければいけないため転用することはできず、工事が必要となります。
フレッツ光やコラボ光からauひかりに乗り換えたいとお考えの方は、新たに開通工事が必要であることを念頭においておくようにしましょう。
まとめ
本記事では、auひかりの開通工事の流れや、開通までにかかる期間について解説しました。
auひかりの開通工事自体にかかる時間は1~2時間程度ではありますが、申し込みから開通工事が行われるまでには1~2カ月ほどの期間を要します。
繁忙期にはそれ以上の期間を要する場合があるため、お申し込みは余裕を持って早めにすることをおすすめします。
ここまでお読みいただきありがとうございました(^^)