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「新築一軒家を買ったけど、光回線はどこに引き込めば良いの?」「1階か2階ならどちらがおすすめ?」
などとお困りの方がいるでしょう。
マンションや一軒家でも中古物件でしたら、もともと光コンセントが設置されている場合が多いですが、完全新築物件では自分で契約をしてインターネット回線を開通するしかありません。
しかし、インターネット回線の知識が乏しいとどこに設置すれば良いのか分かりませんよね。
そこで本記事では、一軒家でフレッツ光を引き込むのにおすすめの設置場所をご紹介したいと思います。
気になる方はぜひ最後までご覧ください!
フレッツ光戸建て(一軒家)タイプの開通工事内容
まずは、戸建ての開通工事内容を紹介していきます。
以下の手順をご覧ください!
①電柱から光回線を住宅に引き込む
まずは、住宅近くの電柱から光回線を住宅へ引き込みます。
住宅内へ光回線を引き込む時、電話用の配管かエアコンダクトを共用して行う場合が多いですが、住宅の状況によっては壁に穴を空けて(約10mm程度)引き込みを行う場合もあります。
②光コンセントとホームゲートウェイまたはONUをケーブルで接続する
室内に光回線を引き込んだら、続いては室内の壁面に光コンセントを設置します。
光コンセントとは、光回線とホームゲートウェイまたはONUを接続するための接続口のことです。
③ルーターとパソコンやスマホなどを接続する
最後に、ルーターとパソコンやスマホなどを接続して初期設定を行います。
もし、ひかり電話(光IP電話)を使う時は電話との接続も合わせて行いましょう。
工事日に受け取る「インターネット設定ガイド」を参考にすると、スムーズに行なえます。
フレッツ光回線を引き込むのに1階と2階のどちらがおすすめ?
続いては、フレッツ光回線を引き込むのに1階と2階どちらがおすすめかを見ていきましょう!
結論から言うと、フレッツ光回線の設置場所は、階数では判断できません。
1階のほうが良い場合もありますし、2階のほうが良い場合もある、つまりケースバイケースになります。
では一体、どこに設置するのが1番おすすめなのでしょうか。
以下のWi-Fiルーターのおすすめ設置場所をご覧ください!
Wi-Fiルーターおすすめ設置場所
◎Wi-Fiをよく利用する部屋
Wi-Fiの電波はルーターから距離が近いほど強くなるため、リビングや仕事部屋などWi-Fiを利用する頻度が高い部屋にルーターを設置するのが最もおすすめです。
◎家の中心にあたる場所
家中満遍なくWi-Fiを使いたい場合は、Wi-Fiルーターが家の中心部分にあるとWi-Fiの電波が均一に発信されるため、どの部屋からでもインターネットに繋がりやすくなります。
◎床から1m~2mの高さがある場所
Wi-Fiの電波はルーターを中心に球体状に発信されているため、ルーターを1階の床に置いてしまうと、下半分の電波が無駄になります。
そのため、ルーターはできるだけ床から1m~2mの高さがある場所に設置しましょう。
◎木造住宅なら2階に置くのもおすすめ
木造住宅の場合は、2階にルーターを設置するのもおすすめです。
理由としては、木造の建物はWi-Fiの電波を通すため、2階にルーターを置いても1階まで問題なく電波が届くからです。]
家中どこでも快適に使いたい場合は「中継機」がベスト!
一軒家の方で、特に鉄骨造・RC造にお住いの方は、中継機を利用すると家中どこでも快適にWi-Fiが繋がります!
中継器とは、Wi-Fiが届かない場所でWi-Fiを使うために、Wi-Fiを中継するための通信機器のことです。
コンセントに挿して使えるコンパクトなタイプが多く、料金の相場は3,000円~5,000円くらいと安く手に入り、手軽にWi-Fiの利用範囲を広げたい方に便利です。
しかし、通信速度が多少遅くなるというデメリットもあります。
速度重視の方は注意して下さい。
2階にフレッツ光回線を引き込む場合の条件
最後に2階にフレッツ光回線を引き込む場合の条件を紹介していきます。
2階に引き込むと決めても、条件によっては引き込めない可能性があります。
以下の条件をしっかりとご確認ください。
☑立地条件をクリアしている光回線の工事を行うためには、立地条件をクリアしている必要があります。
そもそも光回線の工事は1階、2階に関係なく、近くに電柱がないと光ファイバーケーブルを引き込むことが出来ません。
また、多少電柱から住宅まで距離がある場合は、引留金具を利用し、壁に光ファイバーを留めて対応することもありますが、住宅の外壁素材によっては難しいこともあります。
その他、光回線を住宅まで引っ張ってくることができても、河川や国道をまたいだ工事が必要な場合は、国や自治体の許可が必要です。
許事業者が申請し、許可が下りない場合は工事ができません。
☑安全に作業できる環境である
2階へ光ファイバーを引き込む工事は高所作業になるため、作業員の安全を確保できることも前提条件になります。
高所作業では高所作業車やはしごが使われるので、これらが安全に利用できる環境でなければ工事はできません。
具体的には、以下のような条件が挙げられます。
・高所作業車が入れる道幅と駐車スペースがある
・回線を引き込む部屋が道路に面している
・はしごをかけられる十分なスペースがある
上記のように十分な安全が確保できない場合は、工事ができない可能性があります。
☑電話線の配管やエアコンダクトが2階にある
光ファイバーを宅内に引き込む際にはいくつかの方法がありますが、一般的に以下の順番で優先的に検討されます。
1電話線の配管(多目的配管)を利用
2エアコンダクトを利用
3壁に小さな穴を空ける
上記のいずれかに当てはまっていれば2階でも光回線の工事をできる可能性が高いです。
逆に、配管やエアコンダクトがなく、壁に穴を空けることもできない場合は、工事はできないことが多いです。
まとめ
本記事では、一軒家でフレッツ光を引き込むのにおすすめの設置場所をご紹介しました。
皆さんの役に立ちましたでしょうか。
フレッツ光を設置する際は、条件をよく確認し、Wi-Fiをよく利用する部屋や家の中心にあたる場所に設置すると良いでしょう。
中継機の利用を検討するのも良いかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください!