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フレッツ光を長年お使いの方は、本当にフレッツ光のままで良いのか不安になってきますよね。
NTTのフレッツ光には光コラボレーションという制度があり、フレッツ光から転用される方は多いです。
今記事では、光コラボの1つである「OCN光」に転用するメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。
現在フレッツ光をご利用中の方はぜひ最後までご閲覧ください!
フレッツ光とOCN光の違い
まずは簡単にフレッツ光とOCN光の違いについて紹介していきたいと思います。
<フレッツ光>
フレッツ光とは、NTT東日本およびNTT西日本が提供するインターネット回線のことです。北海道から沖縄まで全国どこでも使えるのが特徴的で、日本で1番使われている光回線と言われています。
<OCN光>
OCN光とは、NTT東日本/NTT西日本が提供する「フレッツ光回線」の提供を受け、プロバイダがセットになったインターネット接続サービスのことです。
OCN光はNTTのフレッツ光の設備を使っているので、基本的に性能は同じです。
そのため、フレッツ光の主流サービスは1Gbpsという高速インターネットとなっていますが、OCN光も同様に1Gbpsを利用できます。
大きく違う点は、プロバイダがセットになっているのかどうかです。
フレッツ光は、プロバイダを別で契約しなければいけませんが、OCN光ははじめからプロバイダがセットになっています。
これをメリット捉えるか、デメリットと捉えるかは人それぞれですね。
月額料金に関しては、場合によりますが大差はありません。
戸建て月額料金 | 集合住宅月額料金 | |
フレッツ光(NTT東日本) | 5,170円~(税込) | 3,355円~(税込) |
OCN光 | 5,610円(税込) | 3,960円(税込) |
※1Gbpsプランの最低料金
一見、フレッツ光のほうが安く感じますが、フレッツ光は上記の料金に別で550~1,100円ほどのプロバイダ料金もかかります。
また、フレッツ光はマンションのタイプによっても金額が変わりますので、OCN光よりも高くなる可能性があるということをしっかりと覚えておきましょう!
フレッツ光からOCN光に転用するメリット
フレッツ光からOCN光に転用するメリットは、月額料金が分かりやすいという点です。
月額料金に大差はないとはいえ、フレッツ光のマンションタイプは同一建物内でフレッツ光を契約するであろう見込み軒数によって料金が高くなってしまいます。
その点、OCN光は見込み件数関係なく金額が3,960円(税込)ととても分かりやすいです。
また、光コラボであるOCN光は、独自のキャンペーンや割引サービスを行っているため、フレッツ光と比較するとお得です。
たとえば、OCN光とOCNモバイルONEをセット利用することでスマホの月額料金から220円割引される「スマホのセット割」などがあります。
フレッツ光はスマホのセット割が使えないので、その点OCNのほうがお得に利用できます。
フレッツ光からOCN光に転用するデメリット
フレッツ光からOCN光に転用するデメリットは、プロバイダの解約金が発生することとNTTの会員プログラムのポイントが失効するということです。
現在フレッツ光を利用していて、OCN以外のプロバイダを使っている場合は、プロバイダの解約金がかかってしまいます。
万を超える額を払わなければいけない場合もありますので、プロバイダによってはかなり損をしてしまいます。
解約金を払わずに転用したい場合は、最低利用期間を超えてからの手続きが必要だということを覚えておきましょう。
また、NTTの会員プログラムのポイントは、NTT東日本の場合はフレッツ光メンバーズクラブ、NTT西日本の場合はCLUB NTT-Westという会員プログラムがあり、フレッツ光の利用状況によって定期的にポイントが貯まっていくシステムとなっています。
溜まったポイントは月額料金にあてたり、商品やサービスに交換したりすることができます。
せっかく貯まったポイントも、転用によって失効してしまったらもったいないので、転用の際は必ず使い切りましょう!
フレッツ光からOCN光に転用する方法
最後にフレッツ光からOCN光に転用する方法を紹介していきます。
転用するための手順は、以下の通りです。
<転用する手順>
- フレッツ光のお客様IDなど、必要事項を準備
- NTTに転用の申し込み
- 転用承諾番号の発行
- OCN光に申し込み
- NTTとOCN間で手続き
- 通信機器の設定変更
- 転用完了
<必要なもの>
・フレッツ光のお客さまIDまたはひかり電話番号
・フレッツ光の契約者名
・フレッツ光の利用場所住所
・フレッツ光利用料金の支払い方法および関連情報
フレッツ光で利用しているお客様ID、またはひかり電話の番号が必要です。
もしもひかり電話に加入していない場合には、連絡先の電話番号が必要となります。
その他に契約者名や回線利用の住所地、支払方法の情報が必要で転用の申し込みはフレッツ光の契約者本人が行わなければなりません。
転用の申し込みをすると、15日間有効な「転用承諾番号」が発行されます。
OCN光への転用申し込みには、転用承諾番号有効期限が10日以上残っている必要がありますので、早めにOCN光に申し込み手続きを済ませてください。
まとめ
今記事では、フレッツ光からOCN光に転用するメリット・デメリットを紹介しました。
転用したほうが良いのか、それともそのままフレッツ光を使ったほうが良いのか、答えは場合によります。
例えばOCN光に転用したら料金が安くなる場合があるので、該当する方は転用をおすすめします。
しかし、プロバイダにこだわりがあったり、解約金がもったいないと思ったりする方はフレッツ光のままでも十分にインターネットを楽しめます。
なんとなくずっとフレッツ光を使っているから転用したいと思った方はもう一度よく考えてみてください!