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ルーターが繋がらず、インターネットが利用できなくなり困った経験がある方は多いのではないでしょうか。ルーターや周辺機器に不具合があったり正しくケーブルが接続されていなかったりすると、インターネットが使えなくなることがあります。ルーターが繋がらなくなったときは、機器の電源を入れ直したり設定を見直したりしましょう。
そこで今回の記事では、フレッツ光回線が突然繋がらない時に考えられる原因と、その対処法について、解説していきます。ぜひ最後までお読みください。
通信障害やメンテナンスの影響
フレッツ光回線の通信障害やメンテナンスの場合
自然災害や深夜から早朝の時間帯には、フレッツ光回線に通信障害が発生する可能性があります。深夜から早朝の場合は、計画的なメンテナンスが行われていることもありますが、通常は事前にアナウンスがされます。通信障害が起きていると、インターネットだけでなく「ひかり電話」も利用できなくなります。
プロバイダーの通信障害やメンテナンスの場合
フレッツ光回線自体に問題がない場合、プロバイダー側で通信障害やメンテナンスなどが発生している可能性があります。また、「フレッツ光が繋がらない」と感じる場合でも、実際には自身がアクセスしようとしているWebサイトやWebサービスがメンテナンスや通信障害で繋がらない可能性があるため、注意が必要です。
通信障害やメンテナンスの影響への対処方法
フレッツ光回線やプロバイダーの通信障害やメンテナンスの原因を調査する際には、まず公式サイトを確認することが重要です。異なる回線を使った端末で調査し、NTT東日本とNTT西日本に分かれたエリアならば、該当エリアの公式サイトを参照しましょう。
通信障害やメンテナンスによる影響がある場合、公式サイトで障害エリアや復旧見込みなどが通知されるはずです。発表がない場合は電話で問い合わせることも考えられますが、時間帯や電話状況に留意する必要があります。
Twitterなどで関連キーワードを検索して他のユーザーの書き込みを確認するのも効果的です。
通信障害やメンテナンスによりフレッツ光が繋がらない場合、利用者は原則として待つしかありません。ただし、メンテナンスが早く終了する可能性もあるため、公式情報をこまめにチェックすることが役立ちます。
パソコンやネットワーク機器に問題がない場合、フレッツ光回線自体に原因がある可能性もあります。例えば、NTTが臨時の工事やサーバーメンテナンスを行っているか、自然災害や不具合がネットの接続に影響を与えているかもしれません。このような情報はNTTの公式ホームページで確認できます。
ルーターやネットワーク機器の不具合
ネットワーク機器に関する問題
ネットワーク機器はONU(回線終端装置)や無線LANルーターなどで構成されており、これらに機器故障やLANケーブルの接続不良などの問題が発生することがあります。Wi-Fiから有線接続に切り替えてインターネットが正常に動作すれば、無線LANルーターが原因である可能性が高まります。
ほとんどの場合は、一時的な不具合が考えられます。
ネットワーク機器に関する問題への対処方法
まずは、接続機器を再起動してみましょう。
それでも繋がらない場合は、ルーターやLANケーブルを買い換えることをおすすめします。
ケーブル接続の正確性
ケーブルが正しく接続されていないと、インターネットへの接続が妨げられます。ケーブルの挿入が正確であるか確認し、ポートの位置がわからない場合は取扱説明書を参照しましょう。
ケーブル接続の正確性への対処方法
一時的な不具合の場合には、ケーブルの抜き差しを繰り返すと解消されることがあります。それでも繋がらない場合は、ケーブルを買い換えることをおすすめします。
周辺機器の問題
ルーター以外のデバイスやONU(光回線の終端装置)にも一時的な不具合や故障が生じる可能性があります。特定のデバイスのみが接続できない場合、そのデバイスが原因である可能性が高いです。また、ケーブルや回線終端装置の劣化も考慮し、ルーターに問題がない場合は周辺機器を確認することが重要です。
周辺機器の問題への対処方法
ONU(光回線の終端装置)をフレッツ光からレンタルしている場合、ONUの交換を無償でおこなってもらえます。フレッツ光のサポートセンターへ電話、もしくはサポートから問い合わせることができます。
フレッツ光 ONU交換
電話番号 | 東日本: 0120-000113(無料)
西日本: 0120-248995(無料) |
受付時間 | 24時間受付※午後5時~翌日午前9時は録音受付 |
WEB受付 | 故障に関するお問い合わせフォーム |
適切な設置場所
ルーターの設置場所が適切でないと、インターネットへの接続が不安定になる可能性があります。
適切な設置場所への対処方法
窓際や電子レンジ、水回り、床、周囲が障害物で囲まれた場所は避け、電波の効率的な受信ができるような場所を選びましょう。
パソコン等の端末の不具合
複数の端末がある中で、1つだけがフレッツ光に接続できない場合、その特定の端末が故障している可能性が考えられます。また、パソコンのセキュリティソフトを最新バージョンに更新したことが原因で、自宅のWiFi接続が中断されている可能性もあります。
パソコン等の端末の不具合への対処方法
Wi-Fi接続のトラブル対処法として、まずパソコンやスマートフォンなどの端末でWi-Fi設定が有効になっているか確認しましょう。設定が有効でも接続できない場合は、再接続や端末の再起動を試してみます。
それでも繋がらない場合は、再設定が必要です。Windows10のパソコンでは、「スタートメニュー」から「歯車のマーク」をクリックし、「ネットワークとインターネット」を開きます。左側の「Wi-Fi」から「Wi-Fi設定を管理する」に進み、「既存のネットワークの管理」で接続先を選択し削除します。その後、再設定を行うことで問題が解決することがあります。スマートフォンの場合は、端末の再起動やSIMカードの抜き差しも検討してみてください。
回線混雑や通信環境の不具合
回線混雑や通信環境の問題
同じプロバイダーのフレッツ光を利用する家庭が近隣に密集している場合、回線が混雑し、夜間などのピーク時間帯には接続が難しくなる可能性があります。また、ルーターは同時に接続できるデバイス数に制限があり、多くのデバイスが同時に接続されると通信速度が低下したり接続ができなくなることがあります。最近はパソコン以外にもスマートフォンやタブレットなどが増えているため、利用台数が多い場合は注意が必要です。
通信環境の悪さ
Wi-Fiルーターの設置場所によって通信速度が影響を受けることがあります。電子レンジやIHコンロなどの電磁波発生機器が近くにあると通信速度が低下する可能性があります。また、物理的な障害物も電波の遮断要因となります。これらの要因により、Wi-Fiルーターの設置場所や周囲の状況を確認し、適切な位置に設置することが重要です。
回線混雑や通信環境の不具合への対処方法
接続方式の変更
通信速度が低下したり接続が難しい場合、使用しているフレッツ光の接続方式がIPv6(IPoE)かどうか確認しましょう。IPv4(PPPoE)の場合はプロバイダーに連絡してIPv6(IPoE)へ変更することができますが、対応していない場合は別のプロバイダーを検討することも考えてください。
設置環境の変更
Wi-FiルーターやONUの設置環境が問題の場合、以下のポイントを考慮して変更を検討しましょう。
・電磁波発生機器から離れた場所
・水回りから離れた場所
・物理的な障害物から離れた場所
・床から1〜2メートルの高さ
・中継機の検討
同時接続台数の制限
ルーターは同時接続台数に制限があり、多くのデバイスが接続されると通信速度が低下する可能性があります。使用台数が多い場合は上限に注意して利用しましょう。
料金の未払いや規約違反による利用停止
インターネット関連機器や回線に問題がない場合、サービスが停止している可能性があります。これは未払いや利用規約違反が原因となっている可能性があります。口座振替の場合、残高不足やクレジットカード払いの場合は有効期限切れが考えられます。料金の未払いや問題がないか確認してみましょう。
料金の未払いや規約違反による利用停止への対処方法
接続に問題がないにもかかわらず接続できない場合、通信事業者からの連絡を確認しましょう。必要に応じて通信事業者に問い合わせて、問題を適切に解決することが重要です。
NTT東日本 | 0800- 333-0111 |
NTT西日本 | 0800-333-5550 |
受付時間 | 午前9時~午後5時 |
月~金曜日 (祝日・年末年始(12/29 ~ 1/3)を除く) |