auひかり ホームタイプを利用する場合は、開通前に工事が必要となります。
auひかり ホームタイプを申し込むうえで気になるのは、利用できるまでの流れや期間、工事の内容ではないでしょうか。
本記事では、auひかり ホームタイプを利用するまでの流れを詳しくご紹介しています。
auひかりの利用をお考えの方は、ぜひ参考にしてください!
auひかり ホームタイプ 申し込みから利用までの流れ
auひかり ホームタイプを申し込んでから実際に利用できるまでの流れは以下の通りです。
利用開始までの流れ
1.工事前準備
2.工事日の予約
3.開通工事
4.利用開始
詳しく見ていきましょう。
1.工事前準備
光ケーブルを設置するルートの設計と現地調査、および工事に使用する電柱などの利用申請をKDDIが行います。
光ケーブルを設置する電柱の利用許可を管理事業者から取得する必要があるほか、道路や第三者宅にも許可が必要となる場合があります。
【留意事項】
・光ケーブルを新しく設置する場合、1週間~30日程度を要します。状況により数か月必要となる場合があります。
・設置まで長期間かかる場合は、ご自宅(またはご指定の住所)へ書面が
・以前ご利用していたauひかり回線が残っている場合は、原則そちらの回線を利用した開通工事の準備を進めます。
・電柱の調査やお客さま宅の光ケーブル引き込み箇所確認のため、作業員が建物の外観を確認させていただく場合があります。
2.工事日の予約
工事実施の準備が整ったら、「ショートメッセージ」もしくは「自動音声サービス」にて連絡が来ます。メッセージ本文もしくは自動音声に従って工事希望日を予約してください。
【留意事項】
・工事当日は、宅内作業を行いますのでお立ち会い可能な日にちを指定してください。
・時間は「AM(9:00~13:00)」「PM(13:00~17:00)」のいずれかから選べます。
・詳細な訪問時間は、工事前日(夕方以降)に作業員から連絡があります。
3.開通工事
auひかり開通工事では、電柱や電線を通るauひかりの回線をご自宅内まで引き込みます。
これだけ聞くと、大がかりな工事が必要になるのかと感じてしまうかもしれませんが、開通工事自体にかかる時間は1~2時間程度となります。
工事の流れは、以下の通りです。
auひかり開通工事の流れ
①電線・電柱からauひかりの回線を引き込む
②光コンセントを設置
③ホームゲートウェイを光コンセントに接続する
詳しくご説明します。
①電線・電柱からauひかりの回線を引き込む
はじめに、電線や電柱の中にある回線(光ファイバー)を、ご自宅の中まで引き込みます。
電気信号を屋内で利用するためには、光ファイバーを利用して経路を作る必要があります。
引き込む方法はいくつかありますが、一般的には①電話線の配管に通す②エアコン用のダクトに通す③壁に穴を通す、いずれかの方法が一般的です。
住宅の構造によって工事の方法は異なります。
壁を傷つける可能性もあるため、集合住宅にお住まいの方は、申し込み前に必ず大家さんに確認するようにしてください。
ただし集合住宅向けのプランである「マンションタイプ」で契約の場合は、共有スペースにある専用の設備を経由して、光ファイバーを室内まで引き込みます。
そのため、電柱・電線から光ファイバーを屋内へ引き込む工事自体は必要ありません。
②光コンセントを設置
続いて、光コンセントを設置します。
光コンセントとは、光回線専用のコンセントの差し込み口です。
自宅内まで引き込んだauひかりの光ファイバーと、ホームゲートウェイというレンタル機器を接続するために必要となります。
光コンセントは、auひかり専用のものを設置する必要があります。
NTTの回線を使ってサービスを提供しているフレッツ光、その他光コラボは同様の光コンセントを利用することができますが、auひかりの場合利用できなくなっていますのでご注意ください。
③ホームゲートウェイを光コンセントに接続する
最後は、光コンセントにホームゲートウェイを接続すればすべての工程が完了です。
ホームゲートウェイは、auひかりからレンタルする機器で、インターネットを利用するのに必要となります。
光信号をご自宅に引き込んだだけではインターネットを利用することはできません。
ホームゲートウェイは、光信号をインターネットに接続するための信号に変更する重要な役割をしています。
最後に、お使いの電子機器が、正常にインターネットへ接続することが確認できれば、工事は完了となります。
4.利用開始
工事が終わったあとはすぐauひかりに接続してインターネット通信を楽しめます。
もしご自身での接続が難しい場合、当日作業員に伝えれば、ホームゲートウェイの取り付けまでを行ってもらえます。
申し込みから開通までの期間はどれくらい?
auひかりの開通工事にかかる期間は、通常は約1~2ヶ月程度です。
ただし、引っ越しシーズンの3~5月は繁忙期となるため、それ以上かかってしまう可能性もあるのでご注意ください。
そのため、インターネットを利用し始めたい時期を逆算して、しっかりと余裕を持って、お早めの申し込みがおすすめです。
また、開通工事の際は、原則立ち合いが必要となります。
ご都合が良い日をあらかじめ確認しておくようにしてくださいね。
auひかり工事前の注意点
auひかり工事前には注意していただきたい点が2つあります。
まず、auひかりのサービス提供エリアは全国ではありません。
関西・東海地方と沖縄エリアでは、そもそもホームタイプを提供していないのでご注意ください。
また、auひかりはNTTの回線を借り受けてサービスを提供している〝光コラボ〟事業者には該当しません。
そのため、フレッツ光やソフトバンク光、ドコモ光に乗り換えをしたいと考えたときには新たに開通工事をする必要があります。
まとめ
本記事では、本編でauひかり ホームタイプを利用するまでの流れを詳しくご紹介しました。
auひかり ホームタイプを申し込んだあとは、ほとんどの場合開通工事が必要となります。
工事の流れをあらかじめ把握しておくようにして、開通までの期間に余裕を持ったお申し込みをおすすめします。
ここまでお読みいただきありがとうございました(^^)