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フレッツ光をはじめとする光回線のほとんどはNTTの回線を使用しています。
NTTの回線を使用するには、開通工事が必要です。
また、撤去時にも工事を要する場合があります。
今回はNTT東日本が発表した各種工事費の新設および改定について紹介していきます。
現在フレッツ光をお使いの方やこれから契約する予定のある方はぜひ最後までご覧ください!
各種サービスに関わる工事費の改定
各種サービスに関わる「基本工事費」を改定。
代表的なサービスの工事費の例は以下をご覧ください。
なお、各種サービスについてNTT東日本のホームページより申し込んだ場合は、今回の改定の対象外となります。
(1)お客さま宅内の工事を伴う場合(工事実施者の派遣がある場合)
| 対象サービス | 改定前 | 改定後 | |
| NTT東日本のホームページからお申し込み | 左記以外からのお申し込み | ||
| フレッツ光 | 22,000円(税込) | 22,000円(税込) | 23,100円(税込) |
対象サービスによっては、初期工事費および移転工事費の分割払いが可能となり、分割払い・一括払いともに、総支払総額は同額です。
分割払いの場合は、解約のタイミングなどにより途中で残額を一括で支払う可能性もあります。
土日休日にフレッツ光の工事を実施する場合は、上記に加え、3,300円が上乗せされます。
(分割払いの場合は、初回に支払う必要があります)。
宅内の配線設備などを再利用する工事の場合を除きます。
(2)NTT局内工事のみの場合
<対象となるサービスについて>
フレッツ光、ひかり電話、その他サービス
| 対象サービス | 改定前 | 改定後 | |
| NTT東日本のホームページからお申し込み | 左記以外からのお申し込み | ||
| フレッツ光 | 3,300円(税込) | 3,300円(税込) | 4,400円(税込) |
NTT東日本のホームページについて
今回の改定の対象外となるお申し込みが可能なNTT東日本のホームページを以下に記載します。
個人と法人で異なりますのでお気をつけください。
適用開始日
2026年7月1日(水)お申し込み分より適用
フレッツ光などの解約時に派遣工事を行った際の撤去工事費の新設
フレッツ光などの解約時において、設備の撤去や端末の回収のために自身の要望・物件都合などにより工事担当者が訪問する「派遣工事」を実施する場合に限り、以下の通り負担する必要があります。
なお、工事担当者が訪問せず、引込線等の通信設備を残置し、自身でレンタル機器を返却する「無派遣工事」については、これまで同様、無料です。
| 対象サービス | 工事区分 | 改定前
(~2026年3月31日) |
改定後(2026年4月1日~) | ||
| NTT東日本のホームページからお申し込み | 左記以外からのお申し込み | ||||
| ・フレッツ光
・ひかり電話ネクスト ・光回線電話 |
戸建て | 派遣工事 | 無料 | 13,200円(税込) | (~2026年6月30日)
13,200円(税込) (2026年4月1日~) 14,300円(税込) |
| 集合住宅 | 11,000円(税込) | (~2026年6月30日)
11,000円(税込) (2026年4月1日~) 12,100円(税込) |
|||
基本工事費8,250円を含みます。
土日休日・年末年始(12月29日~1月3日)に工事を実施する場合は、上記に加え3,300円が上乗せされます。
<工事費例>
〔例:フレッツ光などの解約時に派遣工事を行った際の標準的な工事費〕
・戸建て向け:【改定前】0円→【改定後】13,200円(税込)
・集合住宅向け:【改定前】0円→【改定後】11,000円(税込)
〔例:無派遣工事の場合〕
・改定後においても解約時の工事費は発生しません。
<工事費不要の場合>
・NTT側の都合により「派遣工事」となる場合
・シェアドアクセス事業者への移行に伴い、NTTサービスの解約を同日に行い、利用中の設備を再利用する場合
・ IRUエリアで対象サービスを利用している場合(IRUエリアとは、自治体が整備した光回線等のインフラ設備を活用しNTTがサービスを提供している地域のことを指します。)
・移転・プラン変更などによりサービスの利用を継続する場合
適用開始日
2026年4月1日(水)解約お申し込み分より適用
訪問時刻指定工事の適用拡大
訪問時刻指定工事費は、これまで現場調査および開通工事を対象としていましたが、今回、廃止工事を新たに対象工事として追加。
また、光回線電話を訪問時刻指定工事(現場調査・開通工事・廃止工事)の対象サービスに追加します。
<追加対象工事>
廃止工事
<対象サービス>
フレッツ光、ひかり電話、ひかり電話ネクスト、光回線電話、緊急通報用電話等
(光回線電話に関しては、新たに現場調査・開通工事・廃止工事における訪問時刻指定工事の対象となります。)
※光コラボレーション事業者が提供するサービスも含みます。
<提供料金>
通常の工事費に追加して、工事ごとに下記の金額を加算した料金を適用します。
| 単位 | 時間帯 | 時刻区分 | 加算額税込 |
| 工事ごとに | 昼間 | 9:00~16:00 | 12,100円(税込) |
| 夜間 | 17:00~21:00 | 19,800円(税込) | |
| 深夜 | 22:00~翌8:00 | 30,800円(税込) |
提供開始日
2026年4月1日(水)お申し込み分より適用
まとめ
本記事ではNTT東日本が発表した各種工事費の新設および改定について紹介しました。
皆さんの役に立ちましたでしょうか。
条件やお申し込みするタイミングによっては、以前までの工事費が適用される可能性がありますので、今一度ご確認ください。
皆さんのインターネットライフがより快適なものになりますように。


