光回線を使うには、必ずONUと呼ばれる機器が必要です。
ほとんどの場合、契約するインターネット会社からレンタルする形になります。
Wi-Fiルーター(無線LANルーター)はレンタルするか購入するか自分で選ぶことができますが、ONUに関しては指定のものになるので、契約時はあまり考えなくても良いと思います。
しかし、機器なので、何らかの不具合や故障が生じる可能性があります。
そうなった場合、交換は可能なのか、また、費用はかかるのか気になりますよね。
今記事では、フレッツ光のONUの交換について詳しく紹介していきたいと思います。
フレッツ光ユーザーの方はぜひ最後までご閲覧ください。
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そもそもONUってなに?
光回線には、ONUやWi-Fiルーターなど色々な機器の名前が出てきます。
では、一体ONUとは何なのでしょうか。
ONUとは光回線終端装置とも呼ばれ、壁に設置された光コンセントとパソコンの間に設置して光回線とパソコンを接続し、光信号とデジタル信号間の変換を行う装置のことです。
同じような役割を持つモデムのほうが馴染みあるかもしれませんが、モデムを使うのはVDSLのように、途中から電話線を使用する場合のみになります。
現在では、光回線が主流なので、モデムではなくONUを使うと認識しておいてください。
フレッツ光でモデムを無料で交換してくれるケース
フレッツ光を契約すると、ONUが無条件で家に届きます。
ONUがないと光回線が使えませんからね。
しかし、あくまで借りているものですので、大切に扱わなければいけません。
とはいえ、長く使って入れば不具合が起きたり、壊れてしまったりすることがあると思います。
安心してください!
フレッツ光は、場合によっては無料でONUを交換してもらえます!
無料で交換してもらえるのは以下の通りです。
・ONUが自然に故障したとき
・ONUが老朽化したとき
1つずつ詳しく見ていきましょう。
ONUが自然に故障したとき
フレッツ光からレンタルしているONUの不具合でインターネットに繋がらなくなった場合は、無料で機器を交換してもらえます。
例えば、急にインターネットが繋がらなくなったり、ランプが点かなくなったりといった場合です。
ONUは消耗品なので長く使っていれば、不具合が起きても仕方ありません。
その場合は、サポートセンターに問い合わせて、交換の旨を伝えましょう。
しかし、仮に投げたり、落としたりなどの故意的な故障であれば、費用が発生してしまうことがあります。
交換できるからといって、雑に扱うのは要注意です。
ONUが老朽化したとき
完全な故障やインターネットが全く繋がらないわけではない程度の不具合の場合も無料で機器を交換してもらえる可能性が高いです。
ただし、完全な故障ではないため、交換してもらえない可能性もあるということを頭に入れておいてください。
老朽化による不具合だと判断された場合は交換してもらえます。
また、かなり長く使っていても、明らかにONUの不具合や故障がない場合は、何十年同じONUを使っていようが交換してもらえないこともあります。
ONU交換の流れ
続いては、ONUの交換の流れを説明していきます。
以下の流れで手続きを進めて下さい。
ONU交換の流れ
- 1. サポートセンターに問い合わせる
- 2. 本当にONUの故障なのかを確かめる
- 3. 工事スタッフによってONUを交換してもらう
step
1サポートセンターに問い合わせる
ONUの不具合が見られ、交換したい場合は以下のサポートセンターに問い合わせてください。
〈フレッツ光東日本 故障時サポートセンター〉
電話番号 | 0120-000113(無料) |
受付時間 | 24時間受付 ※午後5時~翌日午前9時は録音受付 |
〈フレッツ光西日本 故障時サポートセンター〉
電話番号 | 0120-248995(無料) |
受付時間 | 24時間受付 ※午後5時~翌日午前9時は録音受付 |
フレッツ光は東日本と西日本で電話番号が異なりますのでお気をつけください。
step
2本当にONUの故障なのかを確かめる
問い合わせができたら、次は本当にONUが原因で不具合が起きているのかを確かめます。
主にPCの設定やルーター、ケーブルなどの周辺機器に問題がないかを診断します。
ONUが原因じゃなかった場合、交換の対応はしてもらえませんので、なるべく事前に確かめておきましょう。
意外と再起動を行うだけで直る場合があります。
〈再起動方法〉
端末 ⇒ Wi-Fiルーター ⇒ ONU ⇒ 光コンセントから伸びる光回線
の順に電源を抜いていきます。
壁にある光コンセントから遠い順に抜くと覚えておくと分かりやすいです。
逆に電源を入れる時は、
光コンセントから伸びる光回線 ⇒ ONU ⇒ Wi-Fiルーター ⇒ 端末
の順に入れてください。
step
3工事スタッフによってONUを交換してもらう
最後に、工事スタッフによってONUの交換をしてもらいます。
NTTから工事スタッフが自宅に派遣され、実際にモデム(ONU)の状況を確認し、ここで「自然故障である」と判断されればその場で交換してもらえます。
この場合は交換費用などが一切かかりません。
しかし、機器側に問題がなかったり、落としたりしたことが原因で壊してしまったと判断された場合は、技術派遣料の請求が発生してしまう可能性があります。
電話でサポートセンターの方にも確認されると思いますが、しっかりと頭に入れておきましょう。
まとめ
今記事は皆さんの役に立ちましたでしょうか。
フレッツ光でレンタルしているONUが壊れてしまった場合は自然故障であれば無料で交換してもらえますが、故意的に壊してしまった場合は料金が発生する可能性があります。
いずれにせよ、ONUの不具合がある場合はまず、サポートセンターに連絡してください。
あらかじめ自分で再起動を試してみるのも1つの手ですよ。
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