光回線でWi-Fiを使うには多くの場合、Wi-Fiルーター(無線LANルーター)が必要となります。
NTTフレッツ光回線でWi-Fiルーターを使う手段は「ホームゲートウェイを使い、無線LANカードをレンタルする」または「自分で購入する」の2つです。
では一体どちらにすれば良いのでしょうか。
今記事では、フレッツ光でWi-Fiを使用するには、無線LANカードをレンタルするのと自分で購入するの、どちらが良いのかを紹介していきたいと思います。
フレッツ光のお申し込みを考えている方はぜひ最後までご閲覧ください!
NTTからレンタルしたホームゲートウェイを使う場合
まずは、NTTからレンタルしたホームゲートウェイを使う場合から見ていきましょう。
「ホームゲートウェイ」と呼ばれる機器は、通常のルーターが持つ機能に加えて、「ひかり電話」や「ONU(光信号をデジタル信号に変換する機器)」といった機能も備わっています。
ただし、ホームゲートウェイでWi-Fiを使うには、オプションの「ホームゲートウェイ無線LANカード」を本体に差し込まなければいけません。
また、ホームゲートウェイと無線LANカードをレンタルするには毎月費用が発生します。
【NTT東日本 フレッツ光ネクストの場合】
月額レンタル料金 | |
無線LANカード+Wi-Fiルーター本体 | 825円/月 |
無線LANカードを追加する場合(2枚目以降) | 1枚につき330円/月 |
【NTT西日本 フレッツ光ネクストの場合】
月額レンタル料金 | |
ひかり電話(550円/月)を契約している場合 | 110円/月(無線LANカード:110円/月のみ) |
ひかり電話を契約しない場合 | 385円~/月
・無線LANカード:110円/月 + ・Wi-Fiルーター本体(低価格プラン解約金ありの場合):275円~/月 |
※全て税込み表記
上記のように、レンタル料金は、NTT東日本・NTT西日本のいずれかによって変わるため注意が必要です。
続いては、Wi-Fiルーターをレンタルするメリット・デメリットを紹介していきます。
【Wi-Fiルーターをレンタルするメリット】
・面倒な設置や設定の負担が少ない。
レンタルの場合、NTTの担当者ホームゲートウェイと無線LANカードを設置してくれる上に、設定サポートも利用できます。
特に機械音痴の方にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
・不要になったら返却できる。
レンタルの場合、解約すればWi-Fiルーターを返却することができます。
将来的に解約する見込みが高い場合は、手元に残ったWi-Fiルーターの扱いに困らない点もメリットと言えます。
【Wi-Fiルーターをレンタルするデメリット】
・Wi-Fiルーターの種類を選べない。
Wi-Fiルーターは種類がたくさんありますが、NTTからレンタルする場合は指定されたホームゲートウェイと無線LANカードを利用するしかありません。
・継続的に費用がかかる。
レンタルの場合は、継続的に月額料金を支払う必要があります。
月額料金だけを見ればそんなに高い値段ではありませんが、長く使えば使うほど購入したほうが安くなるので、長期利用する方は購入したほうが良いかもしれません。
機械音痴だから自分でWi-Fiルーターを決められないというズボラな方にはレンタルが向いていますが、長期で使う方は購入することをおすすめします。
自分で購入したWi-Fiルーターを使う場合
続いては、自分で購入したWi-Fiルーターを使う場合を見ていきましょう。
Wi-Fiルーターは、インターネットや家電量販店などで買うことができます。
基本的にフレッツ光の回線に対応していれば、市販のWi-Fiルーター(無線LANルーター)でも問題ありません。
ただし、利用開始までの作業を自分で行わなければいけないということを覚えておきましょう。
費用は以下のとおりです。
【Wi-Fiルーターの購入にかかる費用】
Wi-Fiルーターの種類は多く、価格の幅がかなり広いです。
当たり前ですが高スペックなほど価格は上がります。
また、対応している光回線の速度、アンテナの本数、Wi-Fi6などの最新規格への対応有無などによっても価格が高くなる傾向があります。
では一体どのくらいかといいますと、安くて5,000円くらい、高くて20,000くらいです。
求めている機能や速度に関しては個人によって異なりますので、自分にあったものを選びましょう。
続いては、自分でWi-Fiルーターを購入するメリット・デメリットを紹介していきます。
【Wi-Fiルーターを購入するメリット】
・自分に合ったWi-Fiルーターを選べる。
Wi-Fiルーターは、製品によって接続方式や接続可能台数、最大通信速度などのスペックが変わります。
購入の場合、好きなものを選べるのが大きなメリットです。
・継続的なコストが発生しない。
一度Wi-Fiルーターを購入してしまえば、それ以降は利用コストが発生しません。
NTT東日本フレッツ光ネクストでホームゲートウェイ+無線LANカードをレンタルする場合、1年間で10,020円(税込)、2年間で20,040円(税込)かかります。
そのため、2年以上の利用を考えている人は、購入したほうが安くすみます。
【Wi-Fiルーターを購入するデメリット】
・Wi-Fiルーターの知識を少しでも知っておく必要がある。
購入の場合、Wi-Fiルーターを選ぶところから全て自分で行わなければいけません。
Wi-Fiルーターの知識がないと、多くの製品の中から自分に最適なものを選ぶことは難しいです。
また、設置や設定でもNTTのサポートを受けられないため、繋げるのに時間がかかってしまうかもしれません。
・不具合の場合も自分で解決しなければいけない。
Wi-Fiルーターを長く使い続けると、何らかの不具合が生じる可能性があります。
しかし、購入の場合はNTTのサポートが受けられず、自分で原因を調査したり解決策を見つけたりしなければいけません。
頼れるところがないのはとても不安です。
料金が発生するのは、最初だけになりますので、長期利用を考えている方は、購入するのが安牌だと思います。
しかし、何もかも自分でやるのは不安だという方は、NTTのレンタルに頼るのも手です。
まとめ
今記事は皆さんの役に立ちましたか。
結局Wi-Fiルーターレンタルと購入のどちらが良いのかというとケースバイケースです。
以下にそれぞれのおすすめの人をまとめておきます。
<レンタルがおすすめの人>
・機械音痴でズボラな人
・自分に合ったWi-Fiルーターを選ぶのが面倒な人
・NTTのサポートを受けたい人
・解約する見込みが高い人
<購入するのがおすすめの人>
・自分にあったWi-Fiルーターを選びたい人
・設置や設定をサポートなしでこなせる人
・不具合が起きても自分で解決できる人
・長期間使う人
フレッツ光を契約する予定のある方はWi-Fiルーターをレンタルと購入のどちらにするのかしっかりと決めておきましょう。