光回線「フレッツ光」のサービスを提供しているのは、NTT東日本とNTT西日本です。
フレッツ光を利用したい場合、住んでいる地域によって契約会社がNTT東西のどちらかに分けられるのですが、いったいなにが違うのかご存じでしょうか。
本記事では、フレッツ光を契約するにあたって、NTT東日本とNTT西日本でどのような違いがあるのかまとめています。
それぞれにどのような違いがあるのか、気になる方はぜひご覧ください!
NTT東日本とNTT西日本の違い
●運営会社の違い
NTT東日本とNTT西日本は、同じNTTグループではありますが、そもそも運営会社が異なります。
ほかにNTTドコモ、NTTデータ、NTTコミュニケーションズなどがグループの主要会社です。
NTT東西含めて、同グループとはいえいずれも全く別の会社として成り立っています。
●サービス提供エリアの違い
NTT東日本とNTT西日本の最もわかりやすい違いは、提供エリアが東西で2つに分かれていることでしょう。
NTT東西のエリア分けは下記の通りです。
〈NTT東日本エリア〉
北海道エリア 北海道
東北エリア 青森県、宮城県、岩手県、山形県、秋田県、福島県
甲信越エリア 新潟県、長野県、山梨県
関東エリア 東京都、茨城県、神奈川県、栃木県、千葉県、群馬県、埼玉県
〈NTT西日本エリア〉
北陸エリア 石川県、富山県、福井県
東海エリア 愛知県、静岡県、岐阜県
近畿関西エリア 大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、兵庫県、三重県、和歌山県
中国エリア 岡山県、島根県、鳥取県、広島県、山口県
四国エリア 愛媛県、香川県、高知県、徳島県
九州エリア 大分県、鹿児島県、熊本県、佐賀県、長崎県、福岡県、宮崎県
沖縄エリア 沖縄
●フレッツ光 サービス内容の違い
フレッツ光のサービス内容にも若干の違いがあります。
NTT東日本とNTT西日本の料金プランは下記の通りです。
【NTT東日本】
<フレッツ光ライト>
マンションタイプ:月額2,090~4,730円(税込)
戸建てタイプ:月額2,530~5,830円(税込)
<フレッツ光ネクスト ハイスピード(最大200Mbps)>
マンションタイプ:2,640円(税込)~
戸建てタイプ:4,950円(税込)~
<フレッツ光ネクスト ギガスマート(最大1Gbps)>
マンションタイプ:3,575円(税込)~
戸建てタイプ:5,500円(税込)~
【NTT西日本】
<フレッツ光ライト>
マンションタイプ:月額2,420~4,840円(税込)
戸建てタイプ:月額3,080~6,160円(税込)
<フレッツ光ネクスト スーパーハイスピードタイプ 隼(最大1Gbps)>
マンションタイプ:1~2年目…月額2,475円(税込)~、3年目…月額2,288円(税込)~
戸建てタイプ:1~2年目…月額4,730円(税込)~、3年目…月額4,521円(税込)~
比べると若干の料金差があるのと、フレッツ光ネクストの名称が異なるのがわかります。
NTT東日本は、フレッツ光ネクスト ハイスピード(最大200Mbps)とギガスマート(最大1Gbps)2つのタイプ、
NTT西日本は、フレッツ光ネクスト ギガスマート(最大1Gbps)1つのプランのみです。
NTT東西のエリアをまたいで引っ越しする際の注意点
フレッツ光を契約し、利用する際にご注意いただきたいのは、NTT東日本とNTT西日本エリアをまたいでの引っ越しのときに再度契約をし直す必要があるという点です。
NTT東日本とNTT西日本は、先述の通り別会社なので新しく契約する必要があります。
同じようなプランをそのまま利用したい場合も、もともと契約しているプランを解約してから新規契約をする必要があるので少々手間はかかってしまいます。
同じエリアへの引っ越しと、エリアをまたいでの手続きの流れは下記の通りです。
〈NTT同エリアに引っ越す場合の流れ〉
① NTTに直接電話、もしくはWeb上で移転手続きを行う
② 引越し先の開通工事日程を決める
③ プロバイダへ移転連絡をする
④ 引っ越し先で開通工事を行う
⑤ 接続設定をして開通!
同エリア引っ越しの工事費用について
●NTT東日本もNTT西日本も同額
戸建て…19,800円(税込)
マンション…16,500円(税込)
※土日祝日で開通工事の場合には別途3,300円(税込)の料金が発生します。
※工事の内容によって工事費が異なる場合もあります。
〈NTT東西をまたいで引っ越す場合の流れ〉
① 引越し先のエリアでフレッツ光を申し込む
② 引越し先の開通工事日程を決める
③ 現在使用しているフレッツ光を引っ越しと同時に解約する
④ 引っ越し先でフレッツ光の開通工事を行う
⑤ 接続設定をして開通!
東西エリアをまたぐ引っ越しの工事費用について
NTT東西エリアをまたいだ引っ越し先でもフレッツ光を利用すると、新規契約と同じ扱いになります。
そのため、工事費用も新規契約と同額なのでご注意ください。
なお、フレッツ光と一緒に契約しているプロバイダは、東西をまたいで引っ越しても利用できます。
フレッツ光のおすすめポイント
ここまで、フレッツ光を提供しているNTT東日本とNTT西日本それぞれの違いを説明してきました。
フレッツ光を契約する場合、お住まいのエリアによってNTT東西どちらかの会社に契約が分かれることになりますが、どちらにせよフレッツ光は誰にでもおすすめできる光回線です。
NTT東日本・NTT西日本が提供している光ブロードバンドサービスで、NTTという知名度から信頼も厚く、インターネット利用者には人気で常に光回線の占有率首位を誇ります。
ココがおすすめ
・安定の最大1Gbpsの高速通信
・ひかり電話と同時契約でホームゲートウェイのレンタル料無料
・同時に接続できる通信端末の台数制限なし
・おトクな月額料金
・充実のオプション
・サポート体制が手厚い
通信端末の同時接続台数に制限がない点や、通信速度の速さと安定性、サポートの手厚さは業界屈指。家族みんなで使いやすいWi-Fiだといえます。
まとめ
フレッツ光を提供している「NTT東日本」と「NTT西日本」の違いはお分かりいただけましたか?
2つを比べると、運営会社・フレッツ光サービス提供エリア・プラン・キャンペーンの違いがあげられます。
若干の違いはあれど、東日本エリア・西日本エリアどちらにお住まいでも、フレッツ光はおすすめの光回線です。
光回線選びで迷っている方は、ぜひフレッツ光の契約をご検討ください。
ただ、東日本エリアと西日本エリアをまたいでの引っ越しの際は、再度契約が必要になることは頭に入れておいてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました(^^)