フレッツ光が遅いと感じたそこのあなた!
周辺機器が古いままじゃありませんか?
モデムやWi-Fiルーター、LANケーブルなどの規格が古いと、現在の光回線のスペックに対応できず、パフォーマンスを最大限発揮できない可能性があります。
特にフレッツ光は、老舗の光回線ということもあり、当時のスペックが低い周辺機器を未だに使い続けてしまっている方も少なからずいるでしょう。
そこで、今記事ではフレッツ光をお使いの方で周辺機器が古い時の対処方法を紹介していきたいと思います。
お使いのフレッツ光が遅くて困っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
通信速度が遅いのは周辺機器が古いから?
通信速度が遅いと感じたときの原因は、いくつかあります。
その中でモデムやWi-Fiルーター、LANケーブルの企画が古いことも原因の1つとして考えられます。
昔に比べると、光回線のスペックは上がりました。
それにあたり、モデムやWi-Fiルーター、LANケーブルの規格が古いと、現在の光回線のスペックに対応できておらず、パフォーマンスを最大限発揮できないことがあるのです。
特に現代では、オンラインゲームやWeb会議、高画質の動画視聴など、通信速度が前よりも重要視されるため、通信速度が遅いとより不便さを感じてしまうでしょう。
フレッツ光の周辺機器が古いことにより、通信速度が遅い場合の対処方法は新しいものに買い替えるか交換するしかありません。
それぞれ1つずつ確認していきましょう。
モデム(ONU)
フレッツ光のモデム(ONU)が古いと感じたときは、フレッツ光のサポートセンターに問い合わせれば無料で機器を交換してもらえる場合があります。
故障ではないため、絶対とは言い切れませんが、可能性は十分にあります。
一度お問い合わせしてみましょう。
交換の流れは、フレッツ光に問い合わせをした後、自宅にスタッフが派遣され、スタッフが機器の状況を確認してから交換の可否について判断します。
問い合わせ先は以下の通りです。
〈フレッツ光東日本 故障時サポートセンター〉
電話番号 | 0120-000113(無料) |
受付時間 | 24時間受付 ※午後5時~翌日午前9時は録音受付 |
〈フレッツ光西日本 故障時サポートセンター〉
電話番号 | 0120-248995(無料) |
受付時間 | 24時間受付 ※午後5時~翌日午前9時は録音受付 |
Wi-Fiルーター
Wi-Fiルーターが古いと感じたときは、レンタルか購入かによって方法が異なります。
フレッツ光側で、Wi-Fiルーターをレンタルしている場合、モデムと同じようにサポートセンターに相談すれば無料で交換してくれることがあります。
一方で、自身で購入している場合は、買い直すしかありません。
Wi-Fiルーターの値段は4,000円~20,000ほどで、スペックが高いものだとそれなりにします。
大事なのは、Wi-Fiルーターの規格です。
<Wi-Fiルーター規格一覧>
世代 | 名称 | 規格名 | 最大通信速度 | 周波数 |
第7世代(2024年) | Wi-Fi7 | IEEE 802.11be | 46Gbps | 2.4GHz帯/
5GHz帯/ 6GHz帯 |
第6世代
(2019年、2020年) |
Wi-Fi6E | IEEE 802.11ax | 9.6Gbps | 2.4GHz帯/
5GHz帯/ 6GHz帯 |
Wi-Fi6 | IEEE 802.11ax | 9.6Gbps | 2.4GHz帯/
5GHz帯 |
|
第5世代(2013年) | Wi-Fi5 | IEEE 802.11ac | 6.9Gbps | 5GHz帯 |
第4世代(2009年) | Wi-Fi4 | IEEE 802.11n | 600Mbps | 2.4GHz帯/
5GHz帯 |
第3世代(2003年) | – | IEEE 802.11g | 54Mbps | 2.4GHz帯 |
第2世代(1999年) | – | IEEE 802.11a
IEEE 802.11b |
54Mbps
11Mbps |
2.4GHz帯
5GHz帯 |
第1世代(1997年) | – | IEEE 802.11 | 2Mbps | 2.4GHz帯 |
最大通信速度1Gbpsに対応できる規格は第5世代以降で、第4世代以前は最大通信速度が1Gbpsに達していません。
おすすめは、6GHz(ギガヘルツ)帯という、今までメインで使われてきた2.4GHz帯や5GHz帯よりも速い周波数が使える、Wi-Fi7かWi-Fi6Eです。
お使いのWi-Fiルーターの規格を確認したいときは、大体Wi-Fiルーターの包装パッケージかWi-Fiルーター本体に記載されています。
チェックしてみてください。
LANケーブル
LANケーブルも、古い規格のままの場合、買い替えをご検討ください。
Wi-Fiルーターよりも劣化や不良に気づかず、ずっと長く使ってしまいがちです。
LANケーブルは安ければ1,000円以下で手に入るものあります。
ただし、購入の際は規格を必ず確認しましょう。
<LANケーブル規格一覧>
規格 | カテゴリ | 配線規格名 | 最大通信速度 |
CAT8 | カテゴリ8 | ANSI/TIA-568.C-2-1 | 40Gbps |
CAT7A | CAT.7A | ISO/IEC 11801 | 10Gbps |
CAT7 | CAT.7 | ISO/IEC 11801 | 10Gbps |
CAT6A | CAT.6A | ANSI/TIA-568-B.2-10 | 10Gbps |
CAT6 | CAT.6 | ANSI/TIA/EIA-568-B.2-1 | 1Gbps |
CAT5e | CAT.5e | ANSI/TIA/EIA-568-B.2 | 1Gbps |
CAT5 | CAT.5 | ANSI/TIA/EIA-568-B.1 | 100Mbps |
10ギガプランが対応の、CAT6A以上の規格を用意しておくのが好ましいです。
少なくともCAT5以下の規格を使用している場合は、すぐに買い替えるか、もしくはWi-Fiルーターがあれば、LANケーブルを使わずに無線接続した方が速い可能性もあります。
まとめ
今記事では、フレッツ光をお使いの方で、周辺機器が古い時の対処方法を紹介しました。
皆さんの役に立ちましたでしょうか。
フレッツ光をお使いの方で、通信速度が遅いと感じたとき、ずっと前の古い周辺機器を使っていないか確かめてみてください。
もし、古い規格のモデムやWi-Fiルーター、LANケーブルを使っていた場合、新しいのに交換したり、買え変えたりすることで、通信速度が改善される可能性があります。
ぜひ、参考にしてみてください!
皆さんのインターネットライフがより良いものになりますように。